『ナスD大冒険TV』の中で「桃源郷」という言葉が生まれた起源について解説される場面があった。
『ナスDの大冒険TV』では「天空のヒマラヤ部族 超完全版 厳冬期〜越冬編」と題した新シリーズがスタートした。これはナスDが2018年から足掛け2年に渡りヒマラヤへと出向き、厳しい冬のドルポを含めた密着取材の記録をまとめたもの。元テレビ朝日・ディレクターの大谷映芳氏も登山のスペシャリストとして参加している。
アジア最後の秘境と呼ばれるヒマラヤ・ドルポ地方は“現代の桃源郷”とも呼ばれる。そんな桃源郷という言葉はどのようにして生まれたのかーー?
1600年ほど前、とある漁師が船で川を渡っていると桃の花が咲いている林へと迷い込んだそうだ。その先に住んでいたのは…。
数百年前の戦乱を避けて隠れ、そのまま何も知らずに住み続けている人々だった。
その住人達は迷い込んだ漁師を手厚くもてなし、数日間滞在させ、漁師は帰る際に目印を付けながら戻り、この出来事を役所に報告した。しかし、役所の太守が人を派遣してその場所を探すも、見付けることはできなかったという。
この話から俗世間から離れた理想郷を称して「桃源郷」という言葉が生まれたのだ。
そんな桃源郷こと“ヒマラヤ”を旅することとになったナスD。今後の『ナスD大冒険TV』では偉大なる冒険家・植村直己氏、奇跡のカメラマンと称される星野道夫氏が捉えた超貴重映像が公開予定となっている。バイきんぐをはじめとしたスタジオの出演者陣は期待に胸を膨らませていた。
(ABEMA『ナスD大冒険TV』より)