今回は芸人・森田哲矢(さらば青春の光)に加納愛子(Aマッソ)が引退を勧告。その中で森田が相方・東ブクロの不祥事に対する想いやそれをどう切り抜けてきたかを明かした。
12月16日(金)よる9時より、ABEMAにてオリジナルバラエティ番組『有田哲平の引退TV』#3が放送。
同番組は“引退”を決意したくりぃむしちゅー・有田哲平による異色のオリジナルバラエティ番組。「きわめて近い将来引退をします」という有田の“引退宣言”から幕を開けた本番組では、有田が共に一線を退くべきではないかと考える芸能人に引退勧告を行っていく。有田と共にMCを務めるのはフワちゃん。なお数々のヒット番組を手掛けてきたディレクター・名城ラリータ氏が総合演出を務める。
2013年先輩芸人の妻との不倫騒動で世間を賑わし、さらに2021年にも女性関係の不祥事を起こした森田の相方・東ブクロ。「ブクロさんの不祥事があった時って言うのは、ちょっとチラつきました?引退っていうのは」と質問する加納に、森田は2度の不祥事を振り返って「引退はチラつかんかったかな」と答えた。
そして「あいつ(東ブクロ)が暇になった時にYouTubeチャンネルを1つ立ち上げた」と明かす森田。「テレビに出られないなら自分達でやってるYouTubeは別に関係ないから、ここで収益を稼いでくれよ、会社のために」と戦略を立てたと話した。
それを聞いた加納が「すごいバイタリティですよね、逆境とかを全部良い方に変えてきたっていう…」と感想を漏らすと、森田は「ほんまは逆境なんかいらんねんけどな、芸人人生において。逆境をあいつ(東ブクロ)が作ってくるから、それを跳ね返すしかないっていう…」と自らの置かれた現状を説明。不祥事を起こした東ブクロを見捨てない森田の姿勢を「すごいですよね」と感心する加納に、森田は「(東ブクロは)俺には出来ないことをやるわけよ」と相方に対する想いを明かした。
森田が思う『芸能人ってこれくらい問題起こすよね』を体現しているという東ブクロ。かつては森田も「売れれば自分にもスキャンダルがあるんだろう」と思っていたが、業界のコンプライアンスが厳しくなる中で「ヒヨってる部分もある」そうだ。しかし東ブクロには世間の常識は通用しないようで、そこが「憧れでもある」と話す森田。
「昭和のスターを抱えてるみたいな感じ」と語り、スキャンダルを起こした時は反省した顔を見せるのにどうせまたすると諦めを滲ませた。「あんだけのスキャンダルを起こしたのに可哀想に見えへん、全く。なんでまだちょっとふてこい(ふてぶてしい)ん?みたいなとこあるやん。そこがこっちに一切気を遣わせない」と話し、それによってファンも『さらば青春の光が何をしていても笑っていいんだ』という気分になるのではないかと推測した。
「すごい才能ですよね。これ以上言ったら可哀想かなって気分にならないですよね」と笑う加納に「思わない、全く。もうずっとサンドバック」と答える森田。再度「全く解散は考えたことはないですか?」と尋ねる加納に「解散は無いかな」と答え「何故なら、自分もそんなに大した人間じゃないから。クズ側の人間やから『そういうもんよね、俺ら不適合者やし』って思いながらやってる部分もある」と自身を振り返った。
そんな森田が語った芸人としての野望と経営者としての戦略、さらに『引退』という言葉であぶり出される彼の哲学と本音が明らかに――。続きはABEMAにて配信中だ。