FIFA カタール ワールドカップ 2022では、全172ゴールが生まれた。その中には今後も語り継がれるであろう新たな記録を打ち立てたゴールも含まれている。今回は、そんな記録に注目したゴールシーンをいくつか紹介していく。

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レジェンド超えの通算得点、21世紀生まれの初ゴール、カナダ歴史的一発 記録で振り返るカタールワールドカップ
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メッシ、歴史に名を刻む!アルゼンチン代表のW杯最多得点者に

 ついにワールドカップのトロフィーを掲げたメッシ。アルゼンチン代表を36年ぶりの世界制覇に導いた“神の子”は、レジェンドであるガブリエル・バティストゥータ氏が持つワールドカップ通算最多得点記録を更新して、新たな歴史に名を残した。

 そのゴールが生まれたのは準決勝のクロアチア代表戦。34分にPKを獲得するとメッシは、PKストッパー・リバコビッチの牙城を打ち破ってゴール右上に強烈なシュートを叩き込んだ。これでワールドカップ通算11得点目。バティストゥータ氏の記録を抜いて、アルゼンチン代表最高のストライカーの栄誉を手にした。

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ジルー、アンリを超える!フランス代表最多得点者に

 フランス代表のエース・ジルーもレジェンドの記録を更新し、フランス代表の最多得点者となった。

 ラウンド16のポーランド戦に先発出場したジルーは、44分にエムバペのスルーパスに抜け出したジルーが、ボックス左から左足を振り抜く。大きな体をくの字に曲げながらやや浮かせたおしゃれシュートはゴールネットを揺らした。これが代表通算52得点目。レジェンド、ティエリ・アンリ氏のゴール記録を抜いてフランス代表最高のストライカーとなった。

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デイビス、カナダ人によるW杯初ゴール

 36年ぶり2度目のワールドカップ出場となったカナダ代表。メキシコ大会ではグループステージ3連敗&無得点で敗退となった。

 ワールドカップ初ゴールに期待がかかる今大会。グループF第2戦のクロアチア戦で歓喜の瞬間が訪れた。開始から67秒、右サイドのブキャナンがボックス内に入れたクロスボールに、デイビスが飛び込むと、ヘディングで狙ったシュートがゴールネットを揺らした。カナダの若きエース・デイビスは、カナダ人として初のワールドカップ得点者となった。

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ベリンガム、21世紀生まれの選手による初ゴール

 イングランド代表の若き才能・ベリンガムは、初出場となった今大会の初戦でゴールネットを揺らした。

 グループB第1戦のイラン戦に先発出場を果たした2003年生まれ19歳のベリンガム。35分に左サイドからのクロスボールに反応すると、ニアで打点の高いヘディングシュートを放ちゴールネットを揺らした。この得点は21世紀生まれの選手として最初のゴール。記録に残る嬉しい一発となった。

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ガビ、スペイン代表におけるW杯最年少ゴール

 21世紀生まれの選手として最初のゴールはイングランド代表のベリンガムに譲ったが、スペイン代表でも才能あふれる若手選手が美しいゴールを決めた。

 グループW第1節のコスタリカ代表戦で先発出場を果たしたガビ。3点リードで迎えた74分には、左サイドに流れたモラタが入れたクロスボールを右足アウトサイドのダイレクトボレーで合わせると、右ポストを叩いてネットを揺らした。

 2004年生まれ、18歳110日でのスーパーゴールは、スペイン代表におけるワールドカップでの最年少得点記録となった。
ABEMA/FIFA ワールドカップ カタール 2022)

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