【プレミアリーグ】ブライトン2-4アーセナル(日本時間1月1日/アメックス・スタジアム)
ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫が、イングリッシュ・プレミアリーグ第18節で同じく日本代表DF冨安健洋の所属する首位のアーセナル戦に先発出場。プレミア再開2戦目、3点を追う苦しい場面で今季2得点目となる貴重な追撃ゴールを決めた。その後、両チームともに1点を奪い合う乱打戦の末に、ブライトンは2-4でアーセナルに痛い黒星を喫した。また試合終了間際、三笘がこの日2ゴール目を決めたかと思われたが、これはVARの末にオフサイド判定。惜しくも幻のゴールとなった。
3点ビハインドで迎えた65分、グロスのスルーパスに反応した三笘がオフサイドラインギリギリで飛び出して右足でトラップからそのまま右足で流し込み、ブライトンが1点を返した。
カタールW杯を経て再開初戦となった前節、デ・ゼルビ監督によってスタメンでピッチに送り出された三笘は、その期待に応えるように鋭いドリブルで再三にわたってチャンスを演出。プレミア初となるフル出場を果たすなど躍動し、チームの勝利に貢献した。
三笘はアルゼンチン36年ぶりの優勝で幕を閉じたFIFA ワールドカップ カタール 2022で4試合に出場して1アシスト。スペイン戦で決めた値千金のアシスト「三笘の1ミリ」は、世界中のサッカーファンの間で注目を集めるプレーとなり、いまや世界においてその名を知られる選手となった。
全38節、白熱の今季プレミアリーグはW杯を経て後半戦が再開されたばかり。一戦ごとに成長を続け、チームやファンの信頼を獲得し続けて勢いを加速させている三笘が、残りのシーズンでどのようなプレーを披露し、ファンを魅了するか興味は尽きない。
なお注目された冨安との日本人対決だが、冨安は60分に途中出場を果たしている。(ABEMA/プレミアリーグ)
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