【プレミアリーグ】ブライトン2-4アーセナル(日本時間1月1日/アメックス・スタジアム)
三笘薫が、ボックス内で素晴らしい個人技からこの試合2点目を決めた、と思われた。しかし、VARの末にオフサイドの判定となり、ゴールは取り消しに。これには解説を務めた福田正博氏も「オフサイドを取らなくても誰も文句を言わない」と残念な様子を浮かべた。
後半開始直後にもアーセナルに追加点を奪われ、47分までに0-3と、ホームのブライトンは厳しい戦いを余儀なくされていた。しかし、三笘が65分に反撃の狼煙となるゴールを決めると、そこからチームは息を吹き返し、猛攻を仕掛け続けていた。
迎えた89分、2-4と2点を追いかけるブライトンは、敵陣でのスローインを途中出場のFWファーガソンがコントロールミス。しかし、これを三笘がフォローすると、巧みなタッチのドリブルからフィニッシュ。ボールは相手DFの足をかすめてネットを揺らした。
この日、2点目となるゴールにホームのスタンドは大いに沸き上がったものの、VARが介入すると一転して緊張感が漂うムードに。リプレイ映像が映し出されると、ファーガソンがボールをコントロールした瞬間、三笘の右足が相手ディフェンスラインのわずかに前に残っており、惜しくもオフサイド判定となり、ゴールは幻のものとなってしまった。
ABEMAの解説・福田正博氏は「オフサイドだったら、三笘の1ミリですね。違う意味で」と、FIFAワールドカップカタール2022で、三笘薫がスペイン戦で見せた1.88ミリ残して折り返した”ゴールに言及していた。結果的にオフサイドになると、福田氏は「オフサイド取らなくても誰も文句を言わないですよね」と、思わず本音をもらしていた。
ABEMAの視聴者もこの判定には、「悪い方の1ミリか」「ミリ単位の男」「三笘いつもギリギリだな」「ギリギリを生きる男三笘」と失意のコメントが寄せられていた。
結果的にブライトンはアーセナル相手に追いつくことができなかったが、2度もゴールネットを揺らすなど、三笘が首位チーム相手に残したインパクトは絶大だった。
(ABEMA/プレミアリーグ)