【プレミアリーグ】ブライトン2-4アーセナル(日本時間1月1日/アメックス・スタジアム)
プレミアリーグで初めて訪れた「三笘薫vs冨安健洋」の日本人対決は、“個人の勝負”では三笘に軍配が上がった。65分に生まれた三笘の今季2点目は、冨安からボールを奪った場面が起点であり、そのゴールは”あのミリ単位”決着ということで視聴者は騒然となった。
後半早々に失点し、47分までに0-3と苦しい展開となっていたホームのブライトンは65分、反撃の一撃を奪ってみせた。この場面の主役は、2人の日本人選手だった。
最終ラインからビルドアップするアーセナルは、60分から右SBで出場した冨安健洋へとつなげた。この試合が、FIFAワールドカップカタール2022を終えてからの復帰戦となった冨安は、味方からのパスを扱いきれず、対峙する三笘薫にボールを奪われてしまった。
日本人選手同士の攻防はハーフライン付近で繰り広げられたが、ブライトンはこのボール奪取から攻撃のスイッチを入れ、流れるようなパスワークでつないだ後に、最後は起点となった三笘が再びボールを受けて、右隅へと流し込んで1点を返したのだった。
しかし、このゴールはすんなり認められなかった。中央のグロスから送られたラストパスを受けた三笘がオフサイドではないかということで、VARが発動。アーセナルの選手の肩か、三笘の膝か──。どちらが前に出ているのか、静止画で見てもわからないほど際どい判定だったが、VARチェックの末にオンサイドとなり、ゴールが認められたのだ。
ABEMAの視聴者は「VARの申し子」「1ミリ三笘」「ここでも1ミリなのか」「ギリギリボーイ」「mmの奇跡を起こす男」「VARは三笘の味方」と次々に反応。ワールドカップのスペイン代表戦のような“ミリ単位の決着”に、ファンは大盛り上がりだった。(ABEMA/プレミアリーグ)