【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ1-1エヴァートン(日本時間1月1日/エティハド・スタジアム)
プレミアリーグ50点も夢ではない──。マンチェスター・シティのエース、ノルウェー代表FWハーランドは、15試合目の出場で今季21ゴール目をマーク。ABEMAの視聴者たちも思わず「ワールドカップ行けていたら得点王」とその得点力に改めて脱帽していた。
マンチェスター・シティが攻勢を強めていた23分、FWマフレズが右サイドのボックス内でボールを受けると、得意のドリブルでゴールへ接近。切り返しのドリブルで簡単に相手を置き去りにすると、利き足ではない右足で中央へと完璧なグラウンダーのクロスを入れる。待ち構えていたのが、ハーランドだ。こちらも逆足の右で冷静にフィニッシュしてみせた。
エヴァートンの守備陣が間に合わなかったわけではない。ディフェンスの枚数は足りていたものの、マンチェスター・シティの圧倒的な技術とスピードを前になす術がなかったのだ。ABEMAの実況・倉敷保雄氏は「プレミア21得点目!ノルウェー人選手が1シーズンで決めたプレミア得点数は単独1位。スールシャール氏が(マンチェスター・ユナイテッド時代の1996-97シーズンに)決めた18ゴールをすでに抜いているのですが、さらに記録を更新しています」と、他の追随を許さない驚異的な得点ペースを紹介した。
ABEMAの解説・松原良香氏は「すごい選手ですね。本当にこじ開けるとはこのことかなと。最初にハーランドが右サイドのマフレズを空けているんですよね。ニアに最初は走っていって。もちろん(マフレズの)切り返しも深いんですけど、その後ハーランドがまた動き出してシュートを打てるポジションに行っています。本当にボックスワンタッチ見事ですね」と、ハーランドが中心に生み出されたフィニッシュワークを称賛した。
これにはABEMAの視聴者も「ナイスゴール!!!」「こいつえぐいわ」「初ゴールはハーランド」「21!?」「マジでバケモン過ぎだろ」とハーランドを絶賛する声に加え、「マフレズえっぐい」など、完璧なアシスト記録したマフレズへの称賛も多く見られた。
ハーランドは現地時間で年内最終試合となった一戦で、今季のプレミアリーグ21点目を記録。リーグ戦はまだ半分以上も残っているというのだから衝撃だ。2023年、この異次元とも言える記録を“怪物”ハーランドはどこまで伸ばすことができるのだろうか。
(ABEMA/プレミアリーグ)