【プレミアリーグ】ブライトン2-4アーセナル(日本時間1月1日/アメックス・スタジアム)
15歳でレアル・マドリードに引き抜かれた”才能”が完全に開花した。リーグ首位を走るアーセナルの24歳、若き主将ウーデゴールが相手ゴール前で “変態的”な股抜きパスを披露。3人で囲んだブライトンDFのうちの一人、ガーナ代表DFのランプティが「3人で囲んだのに…何で!?」とでも言いたげな“ポカン”顔を浮かべる様子をカメラが捉えていた。
アーセナルが先制して迎えた20分、ノルウェー代表・ウーデゴールの”一瞬の閃き”によって追加点のチャンスが生まれた。
左サイドでボールを持ったブラジル代表・マルティネッリがペナルティーエリア内にポジションを取ったウーデゴールへとパス。ブライトンの守備陣はその瞬間、ウーデゴールを4方向から囲み、もはや身動きが取れない状態へと追い込んでいたように思われた。
しかしウーデゴールは、この逆境を一瞬の閃きで解決する。トラップをすると、あえて相手選手の間合いを外すように一度ボールをそこから後ろに引いて、次の瞬間、相手CBの股を抜くパスでマルティネッリへと送り届けてビッグチャンスを演出したのだ。
ウーデゴールが見せたこのプレーは、ブライトン守護神ロベルト・サンチェスが素晴らしい飛び出しで防いだものの、アーセナルにとって決定的なシーンだったことは間違いない。ABEMAの視聴者は「変態パス」「天才かよ」「ウデゴは昔も今も神童」「ウーデ好き」「ウデゴ推しに乗り換えます」と、そのプレーに惚れ込む言葉が次々に並んだ。
また様々な角度からのリプレー映像が流れると、その中にはウーデゴールに寄せるも、見事に交わされてしまったDFのうちの一人であるランプティが呆気にとられた表情で股抜きスルーパスを見送る表情も見られた。
今季のプレミアリーグにおいて、すでに昨季の7得点4アシストを上回る、8得点5アシストを記録するなど、現在首位に立つアーセナルにおいて、ウーデゴールは絶対的な選手となった。とりわけ、一瞬のアイデアから繰り出される華麗な攻撃は観客を虜にしている。(ABEMA/プレミアリーグ)