【プレミアリーグ】ブライトン3-0リヴァプール(日本時間1月15日/アメックス・スタジアム)
絶好調の三笘薫を止めることができるDFは存在するのだろうか。強豪リヴァプールとの一戦でもこの日本代表MFは得意のドリブルで相手のサイドを切り裂き、対峙したイングランド代表DFアレクサンダー=アーノルドは対応に大苦戦。視聴者から同情の声が寄せられた。
13分、左サイドバックのエクアドル代表DFエストゥピニャンがドリブルで大きく持ち運ぶと、大外にいた三笘へとパス。タッチライン際でボールを受けた三笘はリヴァプールの選手2人に寄せられるも、ワンタッチ目から大きな加速で相手を振り抜き、左サイドをえぐった。これには対峙したアレクサンダー=アーノルドもファウルで止めるしかなく、敵陣深い位置でファウルを獲得した。
ABEMAで解説を務めた名波浩氏は「サラーを剥がしたと思ったらアーノルドの背後ですよ。そこしかないイメージでボールを大きく前に出していますよね」とコメント。三笘のファーストタッチからイングランドDFを抜き去るまでの一連のプレーをこのように解説した。
ABEMA視聴者は「流石のスピードやな」「TAAをぶち抜いた」「早すぎるんよ」「対策しても上回る三笘」など賞賛するコメントが相次いだ。中には「TAAに同情する」「三笘被害者の会」など三笘のドリブルの餌食となったアレクサンダー=アーノルドに同情する声を挙げる視聴者もいた。
日本人史上初のプレミアリーグ3戦連発とはならなかったが、三笘は今節リヴァプール戦でも随所に良いプレーをみせた。ロベルト・デ・ゼルビ監督の下で絶対的なレギュラーを掴んだ日本代表MFは、その期待に応えるように毎試合左サイドからのドリブル突破でチャンスを演出し続けている。今の三笘を止めることができるDFは存在するのだろうか。
(ABEMA/プレミアリーグ)