【プレミアリーグ】ブライトン3-0リヴァプール(日本時間1月15日/アメックス・スタジアム)
これこそストライカーのメンタリティだ。開幕から20節までノーゴールが続いていたブライトンの元イングランド代表FW・ウェルベックが、ついに今季初ゴールを決めた。シュートの際に自身の左側にフリーの三笘薫がいたが、”誰にもゴールは譲らない”と言わんばかりのメンタルに解説も「ストライカーなら打つ」と絶賛している。
【映像】これぞストライカー!ウェルベックの“エゴい”今季初ゴール
リヴァプールを相手に2点を奪い勢いに乗るブライトンは、81分に敵陣内のスローインからプレーを再開させる。
ブライトンのイングランド人MFマーチが、スローインで受けたボールを頭で反らすと、前線で待機していたウェルベックがすかさず反応。ワンタッチでボールを浮かし、リヴァプールのイングランド代表DFのJ.ゴメスを華麗にかわす。逆サイドには三苫がフリーで構えていたが、ウェルベックは目もくれずそのままシュート。ボールはゴールのニアサイドを貫き、見事な今季初ゴールが決まった。
実況の原大悟氏が「大きな三点目ブライトン、戻って来たウェルベックが決めました」とウェルベックの今季初ゴールを称賛すると、解説の名波浩氏も「うまい、いやー。このワンタッチうまかったですね」とコメント。ウェルベックの巧みなボールコントロールを称えた後、「横に三笘いましたけど、これはストライカーなら打ちますよね」と付け加え、彼の最後の選択に賛同している様子だ。
三笘の3試合連続得点を期待していた視聴者もこれには脱帽。「うますぎやろ」「完璧です」「ウェルベック来たー!!」「おかえり」「ウェルベックすげー」「復帰戦で」などとコメントし、怪我からの復帰直後にも関わらず結果を出したウェルベックに大満足の様子だ。
自らが負傷している間に18歳の新星・ファーガソンがストライカーのレギュラーポジションを獲得しそうな中で、32歳のベテランは「俺を忘れるな!」と言わんばかりの豪快なゴールでロベルト・デ・ゼルビ監督にアピール。彼のゴールを待ち望んでいたサポーターにも強烈な印象を残した。帰ってきたウェルベックの猛アピールで、レギュラー争いはさらに熾烈となりそうだ。
(ABEMA/プレミアリーグ)