佐藤天彦九段、バースデー対局を白星で飾れるか 王将挑戦中の羽生善治九段と対局開始/将棋・竜王戦1組ランキング戦
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 将棋の竜王戦1組ランキング戦が1月16日に行われ、羽生善治九段(52)と佐藤天彦九段(35)が午前10時から対局を開始した。勝者はランキング戦ベスト8に進出し、久保利明九段(47)と対戦する。

【中継】羽生九段VS佐藤九段 1組ランキング戦で好カードが実現

 羽生九段は、1985年12月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:34期)、順位戦B級1組(A級以上:29期)。タイトルは歴代最多の通算99期を数え、7タイトル時代に全てを保持する七冠独占、永世称号の規定がある7タイトルの全てで資格を得る永世七冠を達成している。棋戦優勝は歴代最多の45回。現在、王将戦七番勝負で藤井聡太王将(竜王、王位、叡王、棋聖、20)に挑戦中と多忙な日々を送っている。年度成績は25勝15敗で、勝率は0.6250。

 佐藤天九段は2006年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:9期)、順位戦A級(A級以上:8期)。タイトルは名人3期で、棋戦優勝はタイトル戦昇格前の第2期叡王戦など4回。今年度の成績は14勝14敗で、勝率は0.5000。35歳の誕生日に行われている本局を白星で飾ることができるか。

 両者の対戦成績は、2015年の王座戦五番勝負、2016年、2018年の名人戦七番勝負など25局あり、羽生九段の10局、佐藤九段の15局。直近の対戦は2022年11月の今期棋王戦挑戦者決定トーナメント決勝戦で、佐藤九段が勝利し挑戦者決定二番勝負に進出したことも記憶に新しい。結果、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、20)に敗れたものの充実ぶりを印象付けた。

 竜王戦1組は16人で争われるランキング戦。トーナメント決勝に進出した2人と、出場者決定戦から3人の合計5人が本戦に出場する。持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は羽生九段に決まった。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】第36期 竜王戦 1組 ランキング戦 羽生善治九段 対 佐藤天彦九段
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