【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ4-2トッテナム(日本時間1月20日/エティハド・スタジアム)
怪物FWがようやく新年初ゴールを決めた。前半を0-2で折り返す難しい展開のなかで、マンチェスター・シティのハーランドが53分に起死回生のゴールを記録。1点目の51分からたった2分間での同点劇に視聴者も啞然としている。
【映像】怪物ハーランド、3試合ノーゴールから覚醒!今季22点目は同点ヘッド弾
44分に自陣でのビルドアップのミスを突かれてトッテナムに先制を許したマンチェスター・シティは、前半アディショナルタイムにも失点。前半を0-2で折り返した。
厳しい展開になるとも予想されたが、51分に1点を返すと、その2分後に怪物が試合を振り出しに戻したのだった。
アルジェリア代表FWマフレズは右サイドからボランチのロドリへパスを出すと、一気にゴール前へと走り出す。ロドリはこの動き出しに反応する形で浮き球のパスを放り込んで、マフレズがヘディングでゴール前に折り返す。すると最後はオフサイドラインのギリギリで詰めていたハーランドが押し込んで見せた。
ABEMAで解説を務めた林陵平氏は「このロドリが出したボールも素晴らしいです。ピンポイントですし。マフレズが3バックの背後をうまく斜めに取りにいったのでウイングバックのペリシッチはつけなかったですね」と、ゴールをお膳立てした2選手を賞賛。
続けて「ハーランドもしっかりゴール前にいる。これが彼の能力ですよね」と3人目の動きでゴール前に入っていたハーランドのストライカーらしい動きも絶賛している。
前節マンチェスター・ユナイテッドとのマンチェスター・ダービーでは、判定にも恵まれない形で痛恨の敗戦を喫していた。その次の試合でエースが、悪い流れを断ち切るようなゴールを決めたことは今後に向けて非常にポジティブな要素になるのではないだろうか。
(ABEMA/プレミアリーグ)