【プレミアリーグ】マンチェスター・シティ4-2トッテナム(日本時間1月20日/エティハド・スタジアム)
この試合はマフレズのモノだった。マンチェスター・シティの右ウイングは、得意のドリブルから自身のサイドを何度も突破をすれば、63分に勝ち越しゴールとなる3点目、勝負を決するダメ押しの4点目をマーク。最初の2点にも絡んだ彼は、ゲームの主役だった。
【映像】グアルディオラ監督もファンも大喜び!シティの全4得点に絡む「マフレズ劇場」
マフレズは51分のアルバレスの得点シーンで、右サイドを突破してクロスから決定機を演出。53分に決まったハーランドの同点弾の場面では、見事な動き出しからアシスト。そして63分にはトッテナムの守護神ロリスのニアを抜く完璧なシュートを決めていた。
この時点でマフレズがヒーローになることは決定的だったのだが、試合終了間際にそれを確実なものにするゴールを決めたのだ。
90分、GKエデルソンが蹴ったロングフィードをトッテナムDFラングレが処理を誤り、ボールはトッテナムゴール方向へと転がった。これにいち早く反応したマフレズはそのままボールをかっさらい、相手の守護神ロリスとの1対1を制してこの日2点目となるダメ押しゴールを決めた。勝利を確信したジョゼップ・グアルディオラ監督も大喜びの様子だった。
ABEMAで解説を務めた林陵平氏は「相手のミスを逃さなかったですね。マフレズ劇場です」とコメント。前節まで、リーグ戦の13試合で2得点1アシストだったことから批判の的になることも多かったが、マフレズはそのマイナスな意見を、今節の全得点に絡む活躍で跳ね返した。
(ABEMA/プレミアリーグ)