【プレミアリーグ】レスター2-2ブライトン(日本時間1月22日/キング・パワー・スタジアム)
日本代表MF三笘薫のドリブルは、時に自陣深くでも輝く。相手選手に囲まれた状況で三笘は、2人の間を強気のドリブルで抜くと、このピンチを打開してチャンスの起点となった。ボールを奪われると一気にピンチになりかねない場所での強引なドリブル突破に視聴者も驚きの反応を見せている。
【映像】何人いてもお構いなし ピンチを打開する三笘のドリブルテクニック
14分、ブライトンは自陣内でのパス回しに苦戦しピンチに陥った。
エクアドル代表DFエストゥピニャンが相手ロングボールをカットし、自陣左サイドで保持すると、レスターのベルギー代表DFカスターニュがプレスをかけに詰め寄る。フォローに来たアルゼンチン代表MFマクアリスター、三笘へとパスが繋がるが、ここぞとばかりにハイプレスを仕掛けたレスターの守備を前に、ブライトンはサイドへ押しやられてしまった。
2人の相手選手を前にボールロストの危機の中、パスを受けた三笘が選択したのはパスやクリアではなく得意のドリブル突破だった。わずか2タッチで迫り来る相手選手を剥がすとマクアリスターへパス。そのままブライトンはピンチを打開し、巧みなパス連係でカウンター攻撃へ転じることに成功した。
ABEMA解説の鄭大世氏は「うまい。打開しましたね。三笘のあの一個運ぶやつだけで1人剥がすとここまで来る」とコメント。チームを救った三笘の判断、ドリブルテクニックを高く評価した。
またABEMA視聴者は「自陣でドリブル怖い」「あそこで抜く選択肢なはい」と自陣低い位置でのドリブル選択に不安を抱える一方で、「そこ抜くのかよ」「あそこ仕掛けるの怖いけどすごいな」「三笘絶好調だな」「完璧なドリブル」「いや、うますぎダブルタッチ」「三笘神かよ」などとコメントし、リスクのある中でも状況を一変させられる三笘のドリブル能力に改めて驚愕している様子だ。
三笘のドリブルは攻撃のみならず、ピンチにおいても味方を救った。彼の”奪われないドリブル”の精度は最高峰に高まっている。
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