【プレミアリーグ】フルアム0-1トッテナム(日本時間1月24日/クレイヴン・コテージ)
イングリッシュ・プレミアリーグ第21節のフルアムvsトッテナムがクレイヴン・コテージで行われ、ハリー・ケインの記録達成を祝うゴールでトッテナムが勝利している。
【映像】イングランド代表ハリー・ケインがレジェンドの記録に並ぶ一撃
アーセナルとのノース・ロンドン・ダービー、ミッドウィークに行われた延期分のマンチェスター・シティ戦で連敗を喫した5位のトッテナム(勝ち点33)が、6位・フルアム(勝ち点31)とのアウェイゲームに臨んだ。
2ポイント差で迎えたお互いに負けられないロンドン・ダービーは、現地の交通事情により19分遅れでキックオフ。そうしたもどかしさを吹き飛ばすように、スタジアムで歌うサポーターの後押しを受けてフルアムが前線から激しいプレスを仕掛けていった。
25分には昨季2部で44ゴールを奪ったゴールハンター・ミトロヴィッチが、やや距離のある位置から惜しいヘディングシュートを狙うなど、フルアムがゴールに迫る。しかしチャンスを決めきれないでいると、試合の流れは徐々にトッテナムへと傾いていった。
迎えたアディショナルタイム、イングランド代表ハリー・ケインが巧みな反転からボックス手前の位置で右足を振り抜く。これがゴールネットを揺らして、劣勢だったトッテナムが先制して試合を折り返した。
なお、ケインはこのゴールでトッテナム通算266ゴールとし、クラブのレジェンドである元イングランド代表FWジミー・グリーヴスの記録に並ぶ。さらにプレミアリーグ通算では199ゴールとし、大台到達に王手をかけた。
後半はリードするトッテナムが主導権を握る。特にケインが中盤に落ちてボールに触る回数が増えたことで、攻撃がスムーズに展開されていった。得点こそ生まれなかったが、危なげない試合運びを見せたトッテナムがリードを保ったまま試合をクローズ。リーグ戦3試合ぶりの白星を手にし、5位をキープしている。
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