「レフェリー倒して草」「レフェリーがダウンw」打撃戦の“珍事”に場内騒然 驚きの声も
【映像】場内が沸いた“珍事”の瞬間
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 互いに譲らないダウンの応酬、KO決着となった白熱の打撃戦で珍事が発生。至近距離で勝敗の行方を見守るレフェリーが選手に足を踏まれて仰け反り、後ろに吹っ飛ぶように尻もちをつく場面に場内が騒然。視聴者からも「レフェリー倒して草」「レフェリーがダウンw」など驚きの声が相次いで寄せられた。

【映像】場内が沸いた“珍事”の瞬間

 1月28日に後楽園ホールで開催された「RISE164」。野村勇人(GONG-GYM坂戸)と白鳥光希(正道会館KCIEL)の対戦は、白鳥が2度のダウンを奪い勝利。ともに、これまでのキャリア“ほぼKO”という戦績を象徴するような10代同士の“倒し、倒される”スリリングな試合が展開された。

「レフェリー倒して草」「レフェリーがダウンw」打撃戦の“珍事”に場内騒然 驚きの声も
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 先日引退した山田洸誓がセコンドに取り“山田の意思を継ぐ後継者”として期待される19歳の白鳥と、アマチュア大会で優勝歴のある17歳の高校生ファイター・野村。どちらも期待と注目を集める10代同士の一戦。

 序盤に先制したのは4戦4KOの野村。左右の大きなストレートと前蹴りで白鳥をコーナーに追い詰めると、さらにフルスイングの殴り合いを制して早々にダウンを奪う。やや面食らったような様子の白鳥。その後もABEMA実況が「アイスピックのようにガンガン刺すようだ」と表現した野村のアグレッシブな攻撃が続く。

 しかし、この日のゲスト解説・政所仁が「(白鳥は)だんだんとパンチが見えてきている」と指摘したあたりから流れが徐々に変化する。打ち疲れが見えてきた野村に対し、防戦一方に見えた白鳥が、残り1分に連打で反撃。ニアダウンのシーンを作りラウンドを終えた。

 2ラウンド、再びフルスイングの野村だが、前ラウンドのダメージも残っているかやや精細を欠く動き。その時、両者の一歩も引かない攻防を受け、背後で見守るレフェリーが野村に左足を踏まれて後方によろけ、吹っ飛ぶように尻もちをつく場面があり、会場がドッと沸く一幕も。

 ここから白鳥が相手をコーナーに追い込み串刺しのまま一気にパンチを連打。野村が力尽きるように、腕をダラリとしたままスタンディングダウン。その後ゆっくりとヒザを付いたままカウントを聞いた。

 「電池が切れた」という声が視聴者から聞かれる中、立ち上がった野村は前蹴り、ミドル、左のフルスイングと最後の力を振り絞る。しかし、白鳥が冷静に左フックで対処すると、野村の反撃もここまで。ガクリと落ちて試合終了となった。

 勝った白鳥に対して「ねちっこく上手かった」「山田洸誓の弟子、並の選手じゃない」といった期待の声が寄せられた一方、敗れた野村に対しては「序盤で突っ走りすぎた」「勿体なかった」「倒したい気持ちが強すぎた」など労いの声。さらには10代の若さ溢れる真っ向勝負に「これが若さ」「ケンカのような試合だった」と興奮気味の反応も寄せられた。

【映像】場内が沸いた“珍事”の瞬間
【映像】場内が沸いた“珍事”の瞬間
リング下に転落、3度のダウン&タオル投入の劇的KO! 「場外に落ちるの初めて見た」打撃戦に視聴者騒然
リング下に転落、3度のダウン&タオル投入の劇的KO! 「場外に落ちるの初めて見た」打撃戦に視聴者騒然
【映像】ダウンの応酬はKO決着
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