恋への葛藤や性に対するデリケートな悩みを抱えるヒロインたちの揺れる心情を描く、ABEMAのオムニバスラブストーリー『今夜、わたしはカラダで恋をする。Season2』。第2話『彼氏じゃない人とする夜』では、セックスレス女子がマッチングアプリで出会った浮気相手からの名言をきっかけに、人生をガラッと変えていく。
【映像】レスられ彼女を熱演!元欅坂46・織田奈那のベッドシーン
『今夜、わたしはカラダで恋をする。』は、ABCテレビで2022年3月にスペシャルドラマとして制作されたビターなラブストーリーの続編。今回はABEMAとABCテレビが連動し、全4話のオムニバスドラマとしてヒロインたちのストーリーを濃密に描く。
『彼氏じゃない人とする夜』のヒロインは、高校時代の彼氏と同棲3年目になる無職女子の佐々木恵麻(織田奈那)。同棲したての頃は恋人の航希(山下航平)と頻繁にセックスをしていたが、航希の多忙が原因なのか、ここ1年近くは音沙汰なし。恵麻がアクションを起こしても、何故か航希が拒むようなそぶりを見せるのだ。
時間を持て余し、寂しさを募らせた恵麻は、深い意味もなくマッチングアプリに手を出してしまう。そこで出会ったのは、柔らかい雰囲気のおしゃれな好青年・小泉(鈴木志遠)。喋りやすそうな空気をまとう小泉に対して、恵麻はついつい航希とのセックスレス相談をしてしまう。
その夜、ベッドで寝ていた恵麻は航希が帰宅する気配を感じる。やけにコソコソする航希は、眠っている恵麻の様子を確認すると洋服を着替えて再び外出。まさか浮気?胸のざわめきを覚えた恵麻は、意を決して航希を尾行する。
しばらく行くと航希は派手な見た目の女性と合流。2人で雑居ビルの一室に入っていた。これまで航希の浮気を一度も疑ったことのない恵麻は怒り心頭。2人が入った部屋に突撃すると、そこはボードゲームカフェだった。航希は複数の仲間たちとボードゲームをプレイしているだけだった。
浮気ではなくてホッとした恵麻。ところがあまりに普段と違って楽しそうな航希の姿にショックを受ける。恵麻は仕事だと嘘をついて遊んでいた航希を責めると、当の航希は「これだけが癒し」と言い放ち、その理由について「毎晩求められると思うと家に帰りたくなくなる。しようしようとしつこくさ。そういうことをしたいから俺といたいわけ?」と積もりに積もった不満をぶちまける。まさかの不満理由にショックを受けた恵麻は売り言葉に買い言葉で「浮気されている方がよっぽどマシだった…」と半泣きで抗議。店を飛び出すのだった。
するとスマホに着信が。航希からかと思いきや、それはマッチングアプリで出会った小泉から。傷心の恵麻は「会いたい」と小泉に伝えて、恵麻はラブホテルで小泉に体を許すのだった。
恵麻は恋人との1年近い欲求不満を爆発させるように小泉に激しくキス。しかし小泉から「彼氏と別れて僕と付き合うってどうかな?」と告白されると戸惑いを見せる。その反応に対して小泉は「恵麻さん、やっぱり大切なんですね。彼氏のこと。キスしていても恵麻さんは彼氏のことを気にしてた」と思わぬことを言われる。
恵麻は「私最低ですね、ごめんなさい」とつぶやくように謝るが、小泉は「セックスは重要だけどそれだけが恋愛じゃない。セックスのないカップルだってたくさんいる。心が繋がっていればそれでもいいのでは?」などと今の恵麻の胸に突き刺さるような言葉を口にする。
この言葉に目が覚めた面持ちの恵麻は、すぐさま航希に電話。二人は素直に自分の気持ちをぶつけ合う。果たして小泉の言うように、二人の心は繋がっているのか?それとも…?