【プレミアリーグ】エヴァートン1-0アーセナル(日本時間2月4日/グディソン・パーク)
イングリッシュ・プレミアリーグ第22節のエヴァートンvsアーセナルが行われ、0-1でエヴァートンが勝利している。ベンチスタートとなった日本代表DF冨安健洋は、85分からピッチに立った。
【映像】ぶつかり合いから大乱闘に!審判も苦笑、スタジアムが異様な雰囲気に
トッテナムとのダービーマッチ、マンチェスター・ユナイテッドとの上位対決を制して独走態勢に入った首位のアーセナル(勝ち点50)が、降格圏の19位に沈み、ダイシ新監督の初陣となったエヴァートン(勝ち点15)とのアウェイゲームに臨んだ。
前半はアーセナルは74.1%、エヴァートンは25.9%のポゼッション率が示すように序盤から主導権を握ったのは首位チームだった。しかし球際に激しい守備を見せるエヴァートンを攻めあぐねて5本のシュートに終わる。
一方のエヴァートンは、33分にベルギー代表アマドゥ・オナナの突破からイングランド代表ドミニック・カルヴァート=ルーウィンが決定機を迎えたが決めきれず。アーセナルを超える8本のシュートを浴びせたが、こちらもネットを揺らすことはできずにハーフタイムを迎えた。
後半も同様の構図で試合が進む中、アーセナルは59分に新加入のイタリア代表MFジョルジーニョとベルギー代表FWレアンドロ・トロサールを入れて状況の打破を図る。しかし60分、右CKのチャンスを得たエヴァートンが、元イングランド代表DFジェイムズ・タルコフスキのヘディングシュートで先制に成功した。
追いかけるアーセナルは78分にカウンターを発動。左サイドのトロサールがカットインからコンパクトに右足を振り抜くが、ここはイングランド代表GKジョーダン・ピックフォードが好セーブを見せる。
85分にはホワイトに代えて冨安を右サイドバックで起用。しかし最後までゴールが遠く、プレミアリーグでは9月4日に行われたマンチェスター・ユナイテッド戦以来となる黒星を喫した。この敗戦で、2位のマンチェスター・シティとは5ポイント差となっている。一方のエヴァートンは公式戦11試合ぶりの白星で、暫定で17位に浮上。降格圏脱出に成功している。
(ABEMA/プレミアリーグ)