3月25日(土)にシンガポール・インドアスタジアムで行われる「ONE Fight Night 8」に平田樹が出場。昨年11月に予定されていたものの、対戦が実現しなかったアトム級2位の強豪ハム・ソヒ(韓国)と復帰戦で対戦することが発表された。
平田は昨年11月、ハム・ソヒとの試合に向けた計量で尿比重、そして体重オーバーに。ハム・ソヒがキャッチウェイトでの試合を拒否したことで、試合は不成立となっていた。
因縁の対手との復帰戦に向け、平田は「改めてこの試合のオファーをもらった時の気持ちは、『やることは変わらない。このチャンスを頂けたことに感謝』そういう思いでした。ニューヨークにまた戻ってきて、立ち技も寝技も偏ることなく毎日練習に励んでいます。私はチャレンジャーで、この大きなチャンスを掴みに試合に臨みます。しっかりMMAの試合運びを見せたいと思います。ハム・ソヒさん、お待たせしました。応援してくださっている皆さん、何度もごめんなさい、でもしっかり勝ってきます!」と意気込みを語っている。
一方のハム・ソヒも「ファンの声によっては私の前回の(試合をしないという)判断に色々と意見があったのも事実だったので、イツキとのことは早くケジメをつけたかったから、オファーをもらえて良かったです。トレーニングは、今まで通りやっています。試合に向けても時間がたっぷりあるので、細かい部分や自分の体のコンディションにもより気にして過ごしています。この試合で勝って、自分が次のタイトル挑戦者であることを伝えたいし、この階級で自分が一番だってことを見せたいです。日本のファンの皆さん、前回の私の判断に賛否があったと思いますが、私は日本が大好きです。応援してくれたら嬉しいです」とコメントしている。
なお、同大会ではONEフライ級キックボクシング世界タイトルマッチが行われ、今年1月に世界王者に輝いたスーパーレック・キアトモー9(タイ)が登場。初防衛戦の相手として、ONEフライ級ムエタイ世界王者ロッタン・ジットムアンノン(タイ)を迎え撃つ。
同大会はABEMA格闘チャンネルで3月25日(土)午前9時より生中継される予定だ。