ブライトンの日本代表MF三笘薫が、自身が得意としているドリブルの極意について語った。「ドリブルがなければプレミアリーグに来られていない」という三笘の真意に迫る。
三笘の最大の武器はドリブルだ。一瞬の加速力とボールテクニックが合わさった緩急自在のドリブルで、プレミアリーグの屈強なディフェンダーたちを葬り去ってきた。
【映像】「スピードに乗りすぎない」 三笘薫、最大の武器・ドリブルの極意に迫る
そんな三笘にとってドリブルは「ゴールを奪う上での1つの手段」だという。「ドリブルを磨くのは昔から必要なことだと思ってやってきました。それが強くなると他も生かせる。ドリブルがないとプレミアに来られていない。それだけ自分の中で大きなものです」
だからこそ今もプレミアリーグにアジャストしたドリブルを考えている。プレミアリーグでは、アグレッシブな守備をしてくる選手が多い。だからこそ「細かいタッチで相手が来る前に自分が外せるように意識している」という。
そこで大事になるのは「スピードに乗りすぎない」こと。
「そこは特に大事にしています。ボールを受ける前に周りの状況をみて、仕掛けるべきか仕掛けないべきかを判断。スピードを上げるのか、一対一で仕掛けにいくべきか、リスクを負うべきかを考える」
とはいえ、ドリブルを開始してからは周りの状況も刻一刻と変化する。しかし三笘は「いろいろな成功体験があるのでそれに従ったり、状況を見ながらベストな選択肢をしていく」とコメント。スピード、テクニックに加え、経験が三笘のドリブルの源となっているようだ。
(ABEMA/MITOMA~頂点を目指す者~)
(C)Aflo