先天性四肢障害で、親指を残して右手指がない状態で生まれてきたギタリストが『Japan’s Got Talent』に出場。力強い演奏で、審査員のGACKTらを驚かせた。
2月11日(土)、世界最高峰のオーディション番組 『Japan’s Got Talent』 #1がABEMAにて独占配信された。全世界で10億人以上が視聴し、世界194の地域で放送される人気オーディション番組『Got Talent』が日本初上陸。優勝賞金1,000万円とラスベガスでのショーを賭け、セミファイナルに進出した38組がパフォーマンスを披露した。審査員は浜田雅功、GACKT、山田孝之、広瀬アリス。
ギターを手に登場したのは24歳の山田元気さん。山田さんは「僕のギタープレイの特徴は、指がない分骨が当たるので太い音がでること」と語った。
生まれた時から右手の指がなかったという山田さん。もともとギタリストを目指していた父から幼少時より「神の手」と呼ばれ、ギターの手ほどきを受けてきたという。
山田さんは舞台に堂々と立つと、激しくギターをかき鳴らして壮絶なギタープレイを披露。客席にコールも呼びかけ、客席も審査員も巻き込んで情熱のギターを弾き続けた。
浜田は「不自由さを感じさせない」と圧巻のパフォーマンスに呆然。GACKTも「右手はハンデではなくて与えられたギフト」と拍手を贈り、浜田は「全く同じことを言おうとしていた」と完全同意した。
GACKTは「努力でカバーできるもの、超えていけるものがたくさんあるんだということをもっと見せてもらいたい」と感動のYES。他の審査員も全員YESをジャッジし、決勝進出権を決めた山田さんは父親と大喜びした。
『Japan’s Got Talent』#2は2月18日(土)21時よりABEMAにて配信。