イングリッシュ・プレミアリーグ第23節、ウェストハムvsチェルシーのロンドン・ダービーが行われ、1-1のドローに終わった。
前節、フルアムとのウェスト・ロンドン・ダービーに引き分けた9位のチェルシー（勝ち点30）が、残留争いに巻き込まれている17位のウェストハム（勝ち点19）とのダービーマッチに臨んだ。
立ち上がりはダービーマッチらしからぬ静かな入りとなるなか、最初のチャンスを作り出したのはチェルシーだった。開始早々に裏へと抜け出したジョアン・フェリックスがGKとの一対一を迎えてシュート。一度目はポストを叩くが、こぼれ球を押し込んでネットを揺らした。しかし直後にオフサイドディレイから副審のフラッグが上がり、ノーゴールの判定となる。
それでも16分には、エンソ・フェルナンデスの浮き球に抜け出したジョアン・フェリックスが蹴り込み、チェルシーが先制に成功した。さらに22分、ミハイロ・ムドリクのスルーパスに抜け出したカイ・ハヴァーツが合わせるがここもオフサイドとなる。チェルシーがなかなかチャンスを決められないでいると、28分にはウェストハムが反撃。右サイドからのクロスがファーサイドに流れると、最後はエメルソンが押し込んで試合は振り出しに戻った。
1-1のままハーフタイムを迎えると、後半もお互いにチャンスを作り出すが決めきれず時間が経過していく。82分にはウェストハムがセットプレーから、最後はトマーシュ・ソーチェクが押し込んだ。しかしVARが介入すると、直前で味方の選手がボールに触れた位置がオフサイドとなりゴールは取り消された。
結局決勝ゴールは生まれずに試合は終了。ジョアン・フェリックスに待望の移籍後初ゴールが生まれたチェルシーだったが、リードを守りきれずリーグ戦3試合連続ドローとなった。
（ABEMA／プレミアリーグ）
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