【プレミアリーグ】クリスタルパレス1-1ブライトン(日本時間2月12日/セルハースト・パーク)
イングリッシュ・プレミアリーグ第23節のクリスタルパレスvsブライトンがセルハースト・パークで行われ、1-1の引き分けに終わった。ブライトンの日本代表MF三笘薫は、左サイドハーフとしてフル出場を果たしたものの、日本人選手初となるプレミアリーグ3試合連続得点とはならなかった。
【映像】三笘薫フル出場するもリーグ3試合連続得点ならず...
前節は三笘が決めた終盤の決勝弾でボーンマスに1-0で勝利し、6位に浮上したブライトン(勝ち点34)は、8試合勝利から遠ざかっている12位・クリスタルパレス(勝ち点24)とアウェイで対戦した。
立ち上がりから主導権を握ったブライトンは、前半のうちに9本のシュートを放つなど、ポゼッションでも70%を超える支配率で試合を優位に進めていた。25分には、三笘が左から仕掛けると、中央のソリー・マーチとの連携でボックス内でフリーとなって切れ味鋭いシュートを放ったが、GKのセーブに阻まれてしまう。
さらに31分には、三笘が起点となった攻撃から鮮やかな連携を繰り出すと、エストゥピニャンがボックス内でフィニッシュ。一時、ネットを揺らしたもののこれはVAR判定の結果ノーゴールになるなど、スコアを動かせず。攻め込みながらも、クリスタルパレスの36歳のGKビセンテ・グアイタの好セーブが目立つ前半となった。
迎えた後半、90%以上のパス成功率と75%近いポゼッション率で変わらずにペースを握っていたのはブライトン。すると62分、左サイドからチャンスメイクすると、エストゥピニャンが高速クロスを供給。ファーサイドへ侵入してきたマーチが膝で押し込んで、ついに先制に成功した。
しかし68分、まさかの出来事が起きてしまう。
クリスタルパレスがゴール前左の位置でFKを獲得すると、中央に送られたボールをブライトンの守護神、ロベルト・サンチェスがキャッチミス。手からこぼれ落ちたボールにいち早く反応したジェイムズ・トムキンズが頭で押し込むと、ブライトンの先制からわずか6分で試合は再び振り出しに戻った。
試合終盤も相手陣内に押し込んで再三にわたってチャンスを生み出したブライトンだったが、最後まで勝ち越しゴールを奪うことができず。三笘はフル出場を果たしたものの、勝ち点1を分け合う結果となった。
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