【プレミアリーグ】ブライトン1-1クリスタル・パレス(日本時間2月12日/セルハースト・パーク)
ダービーの均衡を破る美しいゴールは幻へと消えた。華麗な連係から三笘薫の同僚DFエストゥピニャンがブライトンでの公式戦初ゴールを挙げた。しかし、ゴールは無情にもVARの結果オフサイド判定に。取り消されたチームと命拾いしたサポーターが煽り合い、会場は騒然とした空気に包まれた。
【映像】三笘起点 エストゥピニャンの華麗なゴールは幻になり「悲壮感」
イングランド屈指の熱さを誇るM23ダービー、試合は31分に大きく動いた。
三笘からパスを受けたエストゥピニャンは敵陣ゴール前の中央突破を試みる。味方へ送ったパスは一度敵DFにカットされるも、ブライトンMF・グロスがすぐさまボールを奪い返した。グロスはボックス内で敵をかわし、フリーのエストゥピニャンへラストパス。エストゥピニャンはそのボールにダイレクトで合わせ相手GKのタイミングを外すテクニカルなゴールで、ブライトンでの公式戦初ゴールを記録、、かと思われたがVARチェックによってまさかのオフサイド判定となってしまった。
この一連の流れにはABEMA視聴者も「かわいそすぎるよ・・・」「三笘起点のオフサイド、にゃんの顔悲哀あるな」とエストゥピニャンの初ゴール取り消しに同情する声が多く挙がった。
ボールがネットを揺らした瞬間はブライトンサポーターが歓喜の声を挙げていたが、VARでゴールを取り消された瞬間、今度はクリスタルパレスサポーターが大声でブライトンサポーターを煽り返すというサポーター同士のライバル関係の強いM23ダービーならではの光景が広がった。世界的に有名なダービーマッチではないものの、様々なドラマや因縁を生み出し続けるM23ダービーマッチの存在もプレミアリーグに人々が熱中する理由の一つなのだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)