【プレミアリーグ】クリスタル・パレス1-1ブライトン(日本時間2月12日/セルハート・パークスタジアム)
左ウイングの三笘薫と同じく、右ウイングのソリー・マーチも絶好調だ。この試合でVARによってゴールが取り消しになったDFエストゥピニャンから高速クロスを供給されると、“真空飛び膝蹴り”のような形でゴールに押し込み、待望の先制ゴールを決めた。
【映像】「ピニャン」三笘の向こうへ “怒りのクロス”「反町」が素早い押し込みで先制ゴール
スコアレスで迎えた63分。左サイドにいたエストゥピニャンから、マークに苦しむ三笘の頭上を越えて鋭い高速クロスが放り込まれると、素早く反応したマーチが上手く相手の前に入り込み、ボールを辛うじて膝に当ててゴールに押し込んだ。
この試合では、立ち上がりから主導権を握ったブライトンが前半のうちに9本のシュートを放ち、70%を超えるボール支配率で優位に進めていたにも関わらず無得点。加えて31分には、エストゥピニャンのゴールがVARによりノーゴール判定になるなど、ブライトンは先制点が決められずにいたが、それらの鬱憤を晴らすような見事なゴールだった。
ABEMAで解説を務めた福西崇史氏は「難しかったと思いますよ、合わせるの」とコメント。続けて「もう、このスピードについていけないですね」とブライトンの素早い攻撃を称賛した。
視聴者も「やっぱ反町なんだよな」「反町はときどき凄いゴールかます」「凄いクロスだ」「ピニャン怒りのクロス」と2人をニックネームで呼び大盛り上がり。三笘薫との絡みも多く、すっかり日本のファンにおなじみの「反町」ことソリー・マーチ、「ピニャン」ことエストゥピニャン両選手の活躍を喜んだ。
この試合で三笘薫の連続ゴールは途絶えてしまったが、ブライトンは公式戦7戦無敗と好調を維持している。現在6位とUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場圏内に順位を付けており、クラブ史上初の欧州カップ戦出場も夢ではないだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)