【プレミアリーグ】アーセナル1-3マンチェスター・シティ(日本時間2月16日/エミレーツ・スタジアム)
日本代表DF冨安健洋が怪物・ハーランドとの迫力満点のマッチアップを制した。相手のフリーキックから絶妙なボールが飛んでくるも、強靭なフィジカルをもつFWを日本代表戦士はしっかりと抑えてクリア。その後は守護神ラムズデールが処理することに成功し、両者が失点の危機を救った形となった。
アーセナルが同点に追いついて迎えた前半終了間際のアディショナルタイム6分、ペナルティエリア前でフリーキックを獲得したマンチェスター・シティがセットプレーのチャンスを得た。現在絶好調のFWマフレズから絶妙なボールがノルウェー代表FWハーランドに向かって放たれるも、冨安は怪物FWに競り勝って見事クリア。空中戦に強い自身の武器を見せつけたワンシーンだった。さらに冨安がクリアしたボールもゴール前に密集していた相手選手によってシュートを放たれるが、今度はイングランド代表GKラムズデールが冷静に対処しコーナーへと逃れた。
アーセナルは空中戦勝率がリーグワースト、直近の2試合ではセットプレーから失点を喫している。また、フランス代表DFウィリアム・サリバが直近の試合においては空中戦で惨敗していることからも、冨安に寄せられた期待値は高かったはずだ。
ABEMA視聴者は「冨安よく触ったな」「ナイストミー」「よくハーランドを抑えたな」「トミー競り勝ってるな」「ハーランドをよく抑えてる冨安」と今季リーグ戦で22試合26ゴールと驚異的な数字を残すノルウェー代表FWとのマッチアップで素晴らしい対応を見せた日本代表戦士に興奮した様子であった。
冨安とラムズデールはともに昨シーズンから加入したばかりだが、すでに両者ともアーセナルサポーターのハートをつかんでいる。日本代表DFは先制点こそ自身のミスから献上してしまったが、こういった素晴らしい対応を見せればサポーターからの応援や指揮官アルテタからの信頼にも応えられるだろう。引き続き安定感のあるプレーを見せ、アーセナルサポーターだけでなく我々日本の視聴者たちも楽しませてほしい。
(ABEMA/プレミアリーグ)