【プレミアリーグ】アーセナル1-3マンチェスター・シティ(日本時間2月16日/エミレーツ・スタジアム)
日本代表DF冨安健洋のディフェンスは、プレミアリーグの中でも屈指の実力だ。マンチェスター・シティの怪物FWハーランドに裏を取られるも粘り強い守備で冷静に対応。強烈なシュートを武器に持つFWを自由にさせず、チームを失点の危機から救う素晴らしい守備に解説の槙野智章氏も絶賛している。
【動画】元日本代表・槙野智章 冨安健洋の“ねばねばディフェンス”を絶賛
試合開始早々の15分、高い位置でボールを奪ったマンチェスター・シティの攻撃陣はそのままショートカウンターへ。現在絶好調中のFWマフレズがノルウェー代表FWハーランドめがけて絶妙なクロスを入れる。冨安はハーランドに背中を取られ一度逆を突かれるも、粘り強いディフェンスで怪物FWについていき、ハーランドの精度の欠いたシュートを誘った。結果としてボールはファーへと流れていき、失点の危機が防がれた形となった。
ABEMAで解説を務めた槙野智章は「届かなくても最後に体を張るプレーはかなり大きい」と粘り強くついていった対応を絶賛。一度背中を取られるも諦めずにスライディングし危機を救った後輩DFを褒め称えた。
ABEMA視聴者も「トミー粘ったな」「トミーvsハーランド」「バケモンだろ」と世界でも指折りのストライカーへの対応で見事なプレーを見せた日本代表戦士に驚嘆した様子であった。
結果次第で順位が入れ替わるこの試合は両クラブにとって非常に重要な一戦だった。その中で試合開始早々の失点を持ち前の集中力で見事対処して見せた日本代表DFの実力にはただ感嘆させられるばかりである。今季はイングランド代表DFホワイトにスタメンの座を奪われ気味の冨安であるが、このシーンのような冷静な粘り強い守備を続けていればレギュラーに返り咲く日もそう遠くないだろう。日本代表戦士のさらなる活躍に期待がかかる。
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