ソプラノとテノール両方の声で歌えるオペラ歌手が『Japan’s Got Talent』に登場。声音を細かく切り替えながら『Time To Say Goodbye』を熱唱し栄光の「ゴールデンブザー」を獲得した。審査員の広瀬アリスは「このパフォーマンスを見るためにずっとここにいた」と最大級の賛辞を贈った。
【映像】男女の声を使い分けるオペラ歌手・Maria Seirenさんの歌声
2月18日(土)、世界最高峰のオーディション番組『Japan’s Got Talent』#2がABEMAにて独占配信された。全世界で10億人以上が視聴し、世界194の地域で放送される人気オーディション番組「Got Talent」が日本初上陸。優勝賞金1,000万円とラスベガスでのショーを賭け、セミファイナルに進出した38組がパフォーマンスを披露した。審査員は浜田雅功、GACKT、山田孝之、広瀬アリス。
オペラ歌手のMaria Seirenさんはもともとアメリカ版「Got Talent」に出ようとしていたそう。今回初めて日本での開催が決まり、千載一遇のチャンスと思って参加を決めたという。Mariaさんは「私にしかできない歌唱法で、『Time To Say Goodbye』を」と美しいソプラノを響かせた。
ところが、途中から急に声音が一変。Mariaさんの声は男性テノール歌手そのものに。そこからまたソプラノ、そしてテノール…と両声を細かく行ったり来たりして“一人二役”で歌唱した。なんとMariaさんは非凡な才能を持つ両声ボーカリストだった。
観客総立ちのスタンディングオベーションが巻き起こり、浜田や山田も拍手喝采。Mariaさんは栄光のゴールデンブザーを獲得した。
山田は「『Got Talent』だな、と。すごく思いました」と言葉を溜めて万感の面持ち。GACKTも「両方歌える人はいても、あんな風にオクターブ飛びでバンバン戻していくのは難しい。技術的にもかなり難しいことをサラッとやってるのが面白いと思いました」「根本的に歌が非常に美しい。それがなによりです」と感動を語った。広瀬は「このパフォーマンスを見るためにずっとここに…。審査員をやっていてよかったと思いました」と最大級の賛辞を送った。
『Japan’s Got Talent』#3は2月25日(土)19時よりABEMA Special2チャンネルにて生放送。なお、ABEMA Special3チャンネルでは審査員4名のリアクションにフォーカスした映像を配信。『Japan’s Got Talent』決勝をリアルタイムで楽しもう。