■堂安と浅野、どちらがチームを勝利に導くことができるのか
FIFAワールドカップ カタール 2022で日本代表に勝利をもたらした2人のFWが激突する。日本代表FW堂安律を擁するフライブルクと日本代表FW浅野拓磨を擁するボーフムの対戦が2月18日に行われるのだ。
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フライブルクは今季、リーグ戦20試合消化時点で勝ち点37の4位（2月15日時点）に位置しており、チャンピオンズリーグ圏内でのフィニッシュも視野に入れている。一方でボーフムはリーグ戦20試合消化時点で勝ち点19の15位。降格圏との勝ち点差は2となっており、1部残留に向けて予断を許さない状況だ。
両者のリーグ内での立ち位置は異なるが、それぞれの目標を果たす上で、お互いにとってこの一戦は絶対に落とせない試合だ。
主力として活躍する堂安。中断明け以降初の得点にも期待がかかる
堂安は昨夏にクラブ史上2位となる移籍金約850万ユーロでフライブルクに加入した。そして2シーズンぶりのブンデスリーガに即座に適応し、右サイドのレギュラーの座を確保。ここまでリーグ戦全試合に出場している。攻撃では得意のカットインシュートでゴールを脅かし、守備では献身的な姿勢でチームに貢献する姿は印象的だ。
一方でワールドカップの中断明け以降、堂安はまだ得点を記録していない。得点以外の貢献度が高いだけに、この試合では中断明け以降初となる得点にも期待がかかる。
前半戦は負傷に泣いたが、直近は調子を上げている浅野
浅野は昨季からボーフムに所属している。ボーフムは高さやスピードのある選手を多く揃えており、それを生かしたシンプルなロングボールを主体にした攻撃を行う。当然スピードに優れた浅野との相性も良く、昨季は27試合に出場した。今季もレギュラーとして多くの試合に出場することが期待されていたが、9月11日のシャルケ戦で右ヒザの内側靱帯を断裂してしまう。その影響で前半戦は多くの試合を欠場し、満足いく結果を残せなかった。
しかし負傷から復帰した中断明け以降、浅野は調子を上げている。2月4日のホッフェンハイム戦では今季初得点を記録すると、2月9日に行われたDFBポカールベスト16のドルトムント戦でも複数の決定機に関与して存在感を発揮した。フライブルク戦でも得点に関与する可能性は十分にありそうだ。
堂安と浅野はワールドカップの舞台で得点を決め、日本に勝利をもたらした。この試合で日本代表の2人がどんなプレーを見せ、所属チームを勝利に導くのだろうか。1分たりとも彼らのプレーから目が離せない。
(ABEMA／ブンデスリーガ)
(C)Aflo
