難病公表した声優・津久井教生、手術で声失う 意識不明や一時呼吸停止を乗り越え、気管切開を決意
【映像】ABEMAでみる

 17日、Twitterに衝撃的なつぶやきをした、声優の津久井教生(61)。所属事務所は、公式サイトで、津久井さんが気管切開の手術および、人工呼吸器の装着を行い、声を失ったことを報告した。

【映像】呼吸器装着した津久井教生

 2019年10月、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく難病「筋萎縮性側索硬化症」と診断されたことを公表。

 去年11月にはNHK・Eテレの番組「ニャンちゅう」の声優を交代することを発表していた。

 津久井は、自身のYouTubeチャンネルで、AI音声を通じて、これまでの経緯を説明。「昨年の12月2日、体調不良を起こして、緊急入院となりました。12月5日に意識不明となり、一時呼吸が停止しました。呼びかけなどで戻りましたが、少し不思議な体験もしました」と生死をさまよったという体験を語った。

 このことから、気管切開の手術を受けることを決意したという津久井。12月9日に手術し、声を失い、呼吸器を装着することになったという。

 その後も、1カ月半の入院生活などを語り、最後には「声は失いましたが、このような発信も出来ます。ゆっくりと前に進みたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」と呼びかけた。

 この発表に4月から「ニャンちゅう」の声を担当する声優の羽多野渉は、Twitterで、「津久井さんご自身も、動画で現在の状況を伝えてくださっています。優しく力強い眼差しと、前を向いて挑戦を続ける姿。心から尊敬しています」と熱い思いをつづり、声優の松本梨香や、山崎たくみなども応援のメッセージを寄せている。(『ABEMA NEWS』より)

難病公表したニャンちゅう声優・津久井教生 気管切開手術で「声を失いました」
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