【ブンデスリーガ】フランクフルト2-0ブレーメン(日本時間2月19日/ドイチェ・バンク・パルク)
ブンデスリーガ第21節のフランクフルトvsブレーメンが行われ、2-0でフランクフルトが勝利した。フランクフルトの日本代表MF鎌田大地はフル出場。元日本代表MF長谷部誠は、ベンチ入りするも出番はなかった。
【映像】フランクルト鎌田大地が起点に 目の覚める縦パスや神トラップ連発
前節のケルン戦で8試合ぶりの敗戦を喫した6位のフランクフルトが、9位のブレーメン(勝ち点27)をホームに迎えた。
試合はホームのフランクフルトが主導権を握る展開になる。2列目のマリオ・ゲッツェが下がり、3列目の鎌田が最前線に飛び出すなど多彩な攻撃の形を見せた。すると7分、左サイドでFKを獲得すると、フィリップ・マックスが入れたボールを逆サイドのクリスティアン・ヤキッチが折り返したボールが相手に当たってネットを揺らし、フランクフルトがラッキーな形で先制した。
勢いに乗るフランクフルトは12分、ゲッツェのロングボールにうまく抜け出した鎌田が反応。このチャンスは相手のスライディングに阻まれたが、その後もフランクフルトが主導権を握って試合を進めていった。
そのまま試合を折り返すと、後半もフランクフルトがスコアを動かす。52分、鎌田が左サイドを広げる斜めのスルーパスを通すと、マックスが縦に突破してクロス。このボールをランダル・コロ・ムアニが頭で合わせると、ここはGKのセーブに阻まれる。しかしアンスガー・クナウフがこぼれ球を回収して再びクロスを入れると、今度はコロ・ムアニがきっちりと押し込んで2点目を奪った。
フランクフルトは70分を過ぎたあたりから試合のペースを落とす。鎌田がボランチの位置でうまくボールを右に左にと捌き、時間を使っていく。試合終盤にはニクラス・フュルクルクにネットを揺らされたが、オフサイドの判定で取り消しに。最後までゴールを与えなかったフランクフルトが勝ち点3を手にした。
(ABEMA/ブンデスリーガ)