元ボクシング王者の精度の高いボディがピンポイントで2度、同じ場所に“グサリ”。腰から砕けるダウン。実況席からも「1分でボディを効かせる技術は凄い」と驚きの声があがった。
2月19日に幕張メッセで開催された「BreakingDown7」。宮島翔と山本隆寛の対戦は5-0の判定で山本が判定勝ちを収めた。互いに強さを認め合う者同士の対決。THE OUTSIDER出身で現在は朝倉兄弟の“最狂”マネージャーを務める宮島。キックボクシング経験はあるが、Breaking Down参戦をきっかけに強さを磨いてきた。対するは10年のキャリアを持つ元ボクシング東洋太平洋チャンピオンの実力者・山本だ。
ゴングと共に長身を活かした飛びヒザ、ハイ、ヒザとリーチを活かした攻撃を繰り出す宮島に対し、近距離からコンパクトかつ的確なパンチを放っていく山本。強烈なフックを当て前へ出る山本に対して、宮島もパンチを連打するがガッチリカードを固めた山本に押し込まれ、右脇腹へのボディをピンポイントで2発もらい腰から崩れ落ちた。
ABEMA視聴者からは山本の勝利に対して「身長差があるのに距離を潰した」「さすがに山本は強い」など称賛の声。とくに宮島のヒザの後に同じ箇所にピンポイントで捉えるボディは、前回勝利した殴られ屋KENJI戦の再現。そのことについても「ボクサー最強」「やっぱりボディで決まった」「ボクサーのボディは強烈」といったコメントが並んだ。解説の城戸康裕も「1分間で腹を効かせるのは相当な技術」と山本を絶賛した。