生粋のナンパ師に硬派な空手家が公開処刑の回し蹴り。悶絶する敗者に「当分ナンパはできないな」「正直スッキリした」など厳しいコメント。実況陣は空手家の圧倒的な強さに「実写版のストリート・ファイター2を観ているみたいだった」と舌を巻いた。
2月19日に幕張メッセで開催された「Breaking Down7」。ゲンキとダンチメンあつきの試合は、開始直後にあつきが飛びヒザでダウンを奪うと、最後は華麗なスピンキックを腹に突き刺して悶絶KO勝利を収めた。
まさに硬派と軟派の対決。「単純にモテるために戦う」と不順な動機を隠さない戦うナンパ師・YouTuberゲンキに嫌悪感を示したのが空手一筋、世界大会にも出場した空手歴19年の実力者・ダンチメンあつきだ。対戦相手を「口だけ達者な雑魚」とバッサリ。さらに「負けたら空手即引退」とまで宣言して試合に臨んだ。
試合は右ストレートを当て先制したゲンキだがあつきの腕へのミドル二発に怯んで後退。さらに顔面への飛びヒザで土下座ダウン…ここまでわずか13秒。
根性で立ち上がったゲンキは決死のバックブローを放つが、あつきの右の蹴りで再びダウン。あつきは回転蹴りなど“魅せる”技で追い込むと、最後はボディへ右後ろ回し蹴り。鈍い音とともにゲンキが崩れ落ちた。
一方、腹を抑えながら悶絶するゲンキに視聴者からは「アバラ折れたんじゃないか」「可愛そうになった」など同情の声もチラホラ見られたが、ナンパ師というヒールキャラゆえか「当分ナンパはできないな」「KOしてくれてありがとう」「正直スッキリした」と辛辣な声が多数。
ボディへのクリティカルな一撃に「圧倒的すぎる」「最後大技で決める余裕があった」「ガチなのが出てきた」「本物すぎた」と驚きの声が殺到。ABEMAの放送席は「道着を着ているのもあって、実写版のスト2を観ているみたいだった」と衝撃の一戦を振り返った。