ピアノ線を巧みに操り、ようかんの塊を寸分違わずにスライス。その見事な職人技を収めた映像が反響を呼び、ネット上で感嘆の声が上がっている。
パンの上にのせるとフォンダンショコラのような味わいが楽しめる亀谷良長の「スライスようかんCACAO」。じつはこれ、すべて職人による手作業でカットされている。
職人がようかんの両サイドに金属の板を置いて高さを調整し、ピアノ線で瞬時にスパッとスライス。慣れた手つきでとても手際が良く、その様子は見ていても心地よいほど。
動画を投稿したのは京菓子店「亀谷良長」の吉村良和さん。スライスようかんの他にも、蓮の花をイメージした中が饅頭で、まわりがきんとんで作られている蓬莱山や100年前にデザインされた木型を使ったココアの押しものなど、ユニークな商品の数々が。
よしむらさんによると、ようかんをスライスする技法は「たたら」といい、色々試した結果、手作業が一番早く安定するこれが一番早かったということだ。その手作業の様子を投稿した動画は50万回以上再生され「手作業とは存じ上げず驚きです」といった感嘆の声が上がっている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)