セリエA第24節が26日に行われ、7位に位置するボローニャと2位のインテルが対戦した。
雨の中で行われた一戦は、序盤からホームのボローニャが好機を演出し、15分にはFWムサ・パローがゴールネットを揺らしたが、VARの末にオフサイドの判定でノーゴール。その後もMFロベルト・ソリアーノの強烈なシュートが枠に嫌われるなど、ゴールに迫りながら得点を奪えることができなかった。
一方、ミッドウィークのチャンピオンズリーグから一部のメンバーを入れ替えて臨んだインテルも徐々に落ち着きを取り戻すと、好調なMFヘンリク・ムヒタリアンやFWラウタロ・マルティネスがゴールを脅かしたが、こちらも得点を奪うことはできず、ゴールレスのままハーフタイムを迎えた。
インテルは58分、相手のミスからFWロメル・ルカクが3戦連発となるゴールを狙ったがミートしきれず、途中出場のFWエディン・ジェコにも決定機が訪れたがものにできない。するとボローニャが76分、高い位置でのボール奪取から最終ラインの裏を狙ったFWリッカルド・オルソリーニにパスが渡り、ボックス中央で冷静なコントロールから左足でゴールネットを揺らした。
オルソリーニの2戦連発となるゴールでホームのボローニャが先手を奪うと、その後もインテルの反撃を凌ぎきり、1-0で勝利した。対するインテルにとっては痛恨の黒星となり、首位を走るナポリとの勝ち点差は「18」にまで開いた。
【スコア】
ボローニャ 1-0 インテル
【得点者】
1-0 76分 リッカルド・オルソリーニ(ボローニャ)