【ブンデスリーガ】バイエルン3-0ウニオン・ベルリン(日本時間2月26日/アリアンツ・アレーナ)
ミュラーが執念でライン上から中央に送ったクロスボールがムシアラのバースデーゴールを演出した。このプレーにファンは、W杯グループステージの日本代表vsスペイン代表で起こった名シーン"三笘の1ミリ"とかけて「ミュラーの1ミリ」と大興奮の様子だった。
【映像】三笘かよ! “バイエルンの心臓” ミュラーが見せた執念のワンシーン
バイエルンが2点リードで迎えた前半終了間際にそのシーンは生まれた。
バイエルンは追加点を狙い右サイドを攻め込むと、ミュラーがサイドでボールを受ける。ドリブルの際に少し持ち出しが大きくなったように見えたが、ラインを割らないように懸命に足を伸ばして中央へクロスボールを送った。そのパスを中央で待っていたムシアラが冷静にゴールへと流し込んだ。ムシアラはこのゴールがバースデーゴールとなり、20歳の誕生日を自らのゴールで祝った。
ABEMA解説の水沼貴史氏は「結構後ろから走ってきたと思います。30メートルくらいは走ってる」とアシストをしたミュラーの前半終了間際ながら落ちない走力を絶賛した。
折り返したシーンをリプレイで確認すると、ミュラーはライン上でギリギリ折り返すことに成功しており、ベテランの執念ともいえるプレーだった。若手であるムシアラのバースデーゴールを祝いたいというベテランの意地だったのかもしれない。
(ABEMA/ブンデスリーガ)