遠藤航、伊藤洋輝、原口元気の日本人トリオが絶対王者バイエルンに挑む 残留争いに苦しむシュトゥットガルトを勝利に導けるか?
遠藤航、伊藤洋輝、原口元気の日本人トリオが絶対王者に挑む

3人の日本人選手を擁するシュトゥットガルトは残留をかけ、絶対王者に挑む。

3月5日にシュトゥットガルトはバイエルンと対戦する。シュトゥットガルトは今季、非常に苦しい戦いを強いられている。現時点で15位(3月2日時点)に位置しており、降格圏との勝ち点差は0と、残留に向けて全く予断を許さない状況だ。また遠藤航、伊藤洋輝、原口元気といった、日本人トリオが主力として活躍しているのも話題を呼んでいる。

遠藤航、伊藤洋輝、原口元気の日本人トリオが絶対王者に挑む

シュトゥットガルトにとって、リーグ戦首位のバイエルンはかなり手強い相手となるが、残留に向けて是が非でも勝ち点を獲得したい一戦だ。

開幕から苦しむチームを、日本人トリオが支える

シュトゥットガルトは開幕から苦戦し、10月にはアメリカ人指揮官ペジェグリーノ・マタラッツィオを解任。後任には残留のスペシャリスト、ドイツ人指揮官ブルーノ・ラッバディアを招へいした。しかしチームの状態は上向かず、2月に行われたリーグ戦4試合では1勝3敗という厳しい結果に終わった。

そんなチームの中で、遠藤航と伊藤洋輝の二人は、開幕から主力としてチームを支えている。遠藤はMFのポジションで先発し、攻撃では正確なパスでゲームメイクに関与。守備では武器であるデュエルの強さを発揮している。伊藤は主にセンターバックのポジションで起用され、的確なカバーリングと高精度のロングフィードなどでチームに貢献している。

原口は1月の移籍市場でウニオン・ベルリンから加入すると、すぐさまインサイドハーフのレギュラーに定着した。2月のリーグ戦4試合全てに先発するなど、早くもチームに欠かせない存在となっている。また原口は過去に2度(2017年1月10日、2021年10月31日のリーグ戦)バイエルンに対してアシストを記録しており、相性が良い。この試合でも決定的な仕事を成し遂げ、チームを勝たせるといった期待がかかる。

首位攻防戦を制し、調子を上げているバイエルン

対戦相手のバイエルンは今季、ドイツ人指揮官ユリアン・ナーゲルスマンの下で圧倒的な成績を残すことが期待されたが、その通りにはなっていない。現在は首位に立っているが、2位のドルトムントとの勝ち点差は0。優勝に向けて全く油断できない状況だ。そんな中で2月27日のウニオン・ベルリンとの首位攻防戦では3-0と快勝を収めた。この試合ではドイツ代表FWトーマス・ミュラーや、フランス代表FWキングスレー・コマンを中心とした攻撃が猛威を放っており、シュトゥットガルト戦でも彼らが中心となって攻めてくるだろう。

遠藤、伊藤、原口がそれぞれ最高のパフォーマンスを

シュトゥットガルトからするとバイエルンは強大な相手だが、決してノーチャンスというわけではない。実際に9月10日に行われた前回対戦では引き分けで勝ち点1を獲得している。カギになるのは日本代表の3選手のプレーで、彼らがそれぞれのポジションで最高のパフォーマンスを発揮できれば、勝利の可能性は自ずと高まってくるだろう。

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“絶対負けられない戦い” 遠藤航、伊藤洋輝、原口元気の日本人トリオが絶対王者・バイエルンに挑む
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