イングリッシュ・プレミアリーグ第26節のアーセナルvsボーンマスが行われ、アーセナルが3-2で逆転勝利した。日本代表DF冨安健洋は先発出場するも、ハーフタイムで交代を告げられた。
2位のマンチェスター・シティに5ポイント差をつけて首位に立つアーセナル(勝ち点60)が、残留争い中の19位・ボーンマス(勝ち点21)をホームに迎えた。
試合は開始早々から思わぬ形で動きを見せる。キックオフの流れからボーンマスに攻め込まれると、ゴール前に入ってきたグラウンダーのクロスボールをビリングに押し込まれる。開始10秒でボーンマスに先制を許す苦しい立ち上がりとなった。
その後は地力に勝るアーセナルが攻め込む時間が続くが、22分にはトロサールが負傷して、スミス・ロウとの交代を余儀なくされる。さらに57分にはセットプレーからセネシにゴールを許すなど窮地に立たされた。
しかし62分、セットプレーの流れからスミス・ロウのふわりと上げたボールをトーマスが押し込んでアーセナルが1点を返す。70分には冨安に代わってピッチに入ったホワイトのシュートも決まって、アーセナルが試合を振り出しに戻した。
そのまま後半アディショナルタイムに突入。6分間の追加タイムが与えられ、まもなく7分に差し掛かろうとするラストのセットプレー。ウーデゴールが入れたクロスボールは相手にクリアされるも、こぼれ球を回収したネルソンが左足を振り抜く。鋭い弾道のシュートがゴールネットに突き刺さり、アーセナルが土壇場で3ポイントを手にした。
(ABEMA/プレミアリーグ)