【ブンデスリーガ】メンヘングラートバッハ0-0フライブルク(日本時間3月4日/ボルシア・パルク)
ブンデスリーガ第23節のメンヘングラートバッハvsフライブルクが行われ、0-0の引き分けに終わった。メンヘングラートバッハの日本代表DF板倉滉はフル出場。ベンチスタートとなったフライブルクの日本代表MF堂安律は、78分から途中出場している。
【映像】板倉滉はフル出場 序盤からカードが飛び交う荒れた展開
チャンピオンズリーグ出場権を争う5位のフライブルク(勝ち点41)と、10位につけるメンヘングラートバッハ(勝ち点29)が激突。昨年行われたFIFA ワールドカップ カタール 2022で日本代表の躍進を支えた堂安と板倉の対決として注目を集める一戦は、序盤からカードが飛び交う荒れた展開となった。
試合に火をつけたのはメンヘングラートバッハのシュティンドルだった。15分にバックパスを試みたへフラーの足首を踏んでしまい、イエローカードが提示された。
その後もお互いに球際に激しいプレーが続くと、40分にはアフタージャージを見舞ったエルヴェディも警告を受けるなど、メンヘングラートバッハは前半だけで2枚のイエローカードをもらってしまった。
後半も激しさを増すと、84分には主審のファウルの判定に苛立ちを見せたテュラムの態度に対してイエローカードが出される。
そして87分にこの試合のハイライトが訪れた。ハーフウェイライン付近で混戦となるなか、主審は笛を吹きメンヘングラートバッハのファウルを取る。するとこの判定に苛立ったベンセバイニがボールを蹴り出してしまった。この態度に対して主審はイエローカードを提示するも、ベンセバイニの怒りは収まらずに主審を挑発。2度目の警告を受けて退場処分となった。
判定を下されても納得がいかないベンセバイニは、仲間に宥められるようにピッチを後に。すると退場間際に、置いてあったバナーを蹴り上げる愚行を見せた。
試合はそのままゴールが生まれることなく終了のホイッスルを迎え、お互いに勝ち点1を分け合う結果に終わった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)