【ブンデスリーガ】フランクフルト1-1シュトゥットガルト(日本時間3月11日/ドイチェ・バンク・パルク)
ドイツ・ブンデスリーガ第24節のフランクフルトvsシュトゥットガルトが行われ、1-1の引き分けに終わった。
【映像】日本人選手5人が激闘!鎌田、長谷部vs遠藤航のエグすぎるバトル
フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠、シュトゥットガルトの日本代表MF遠藤航、日本代表DF伊藤洋輝はフル出場。元日本代表MF原口元気は78分までプレーし、ベンチスタートだった日本代表MF鎌田大地は71分からピッチに立った。
試合は濡れたピッチコンディションとの折り合いがつかずに、両チームともパスが乱れる場面が散見された。しかし徐々に慣れると、今度は各ポジションで激しいバトルが繰り広げられていく。
15分にはシュトゥットガルトのデュエル王・遠藤航がドリブルを仕掛けると、フランクフルトのカイザー・長谷部誠が対応。ベテランの読みが冴えわたえり、長谷部が遠藤から華麗にボールを奪った。
前半は五分五分の試合となったが、後半に入ると一転。ホームのフランクフルトが主導権を握って攻めていく。すると55分に試合が動いた。相手を押し込んだ状態から、ボックス右でこぼれ球を拾ったローデが狙いしましたシュートを放つと、これが相手に当たってコースが変わり、クロスバーを直撃しながらもゴールネットを揺らした。
追いかける展開となったシュトゥットガルトは75分、ルーズボールを回収した遠藤が相手のタックルを受けて潰されながらもうまく原口に繋ぐ。中央レーンからボールを運んだ原口は、うまく相手を惹きつけながらラストパスを通すと、最後はカトンパ・ムヴンパが蹴り込んで、試合を振り出しに戻した。
終盤にかけては肉弾戦が繰り広げられた。81分にはルーズになったボールに対して、遠藤と鎌田がそれぞれスライディングでボールを奪い合うなど、日本人選手たちも激しいプレーを見せる。しかし決着はつかずに終了のホイッスルが吹かれた。欧州カップ戦の出場権を狙うフランクフルトにとっては痛いポイントロス。一方、残留争いのシュトゥットガルトにとっては、大事な勝ち点1獲得となった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)