【プレミアリーグ】リーズ2-2ブライトン(日本時間3月12日/エランド・ロード)
日本代表・三笘薫が驚異的なスピードから、瞬く間に決定機を演出した。左サイドで裏に抜け出した三笘はそのまま一気に加速。相手守備陣を置き去りにし、完璧なラストパスで味方のシュートをお膳立てした。日本代表戦士の創り出した好機に場内が大いに沸いた瞬間だった。
【動画】三笘薫の代名詞「スーパードリブル」からの「実質アシスト」なシーン
リーズに得点を許し、同点に追いつかれた直後の43分、三笘は左SBエストゥピニャンのボールに反応し裏へ抜け出すとそのまま加速する。持ち前の快足で相手DFを一気に引き離して独走状態に入ると、最後は中央に待つMFマクアリスターへと完璧なパスを送った。マクアリスターのシュートは残念ながら得点には至らなかったものの、脅威のスピードと高精度のパスで演出した決定機に、スタジアムは大きな歓声に包まれた。
ABEMAで解説を務めた安田理大氏は「この裏への走りはJリーグで何回も見ました」と三笘の持つ得意な形にコメント、大学卒業後たった1年で大きなインパクトを残したことを伝えた。また「プレミアでも、Jリーグでやっていたことを簡単にやってのけて。これは恐ろしいですね」とプレミアデビュー年にも関わらず圧巻の活躍を見せる日本代表戦士に戦々恐々としている様子であった。
視聴者からは「これ以上ないお膳立て」「完璧なパスやったのに」「これはくやしいいいい」「アシスト未遂」「三苫アシスト未遂ほんと多いな笑」と三笘のアシストが幻に終わったことを残念がるコメントが多く寄せられた。
三笘は、この後も先制ゴールをアシストするなど大きな活躍を見せ、2試合連続でマンオブザマッチに選出された。イングランドの地でも快進撃の止まらない三笘薫は、すでにリーグ戦で6得点を挙げ、日本人の最多得点記録に並んでいる。サポーターを沸かせ続けるドリブラーには期待が高まるばかりである。
(ABEMA/プレミアリーグ)