【ブンデスリーガ】フランクフルト1-1シュトゥットガルト(日本時間3月11日/ドイチェ・バンク・パルク)
サムライブルーでは阿吽の呼吸で共闘を見せる遠藤航と鎌田大地だが、ドイツの地では気迫のこもったプレーで鎬を削っている。試合終盤で見せた闘志あふれるファイトがその最たる例である。ルーズボールに対して両者はともにスライディングを見せ激突。サポーターを沸かせたワンシーンだった。
【動画】鎌田大地 vs 遠藤航がバチバチに戦うファイトシーン
両クラブともに多くの日本人選手が所属することから日本人対決が注目されたフランクフルトとシュトゥットガルトの一戦だったが、マッチアップの激しさは予想以上のものだった。試合終盤の81分、ルーズボールに反応した遠藤と鎌田はボールを取り合ってスライディング。来季のCL出場権争いや残留争いに参戦していることから、どちらのクラブにとっても負けられない試合だったことが見せたプレーだ。日本人同士ながら遠慮のないアグレッシブさを見せた両者のプロ意識と勝利への執念には思わず脱帽する場面である。
ABEMAで解説を務めた槙野智章氏も「鎌田対遠藤航の球際の勝負」と思わずつぶやくほどのバチバチの火花が飛び散るバトルであった。また「ごめんねとハイタッチしてましたね」と日本人同士の気遣いにも注目していた。
ABEMA視聴者は「危ねぇ」「バッチバチやな」と気合の入った両者のプレーにひやひやしている様子。一方で「マジで面白いな」「日本人対決えぐい」と熱いファイトを見せた日本代表戦士たちに興奮しているようなコメントも寄せられた。
ドイツの地で奮闘を見せる遠藤と鎌田は、日本人選手の中でも際立った存在だ。遠藤はチームキャプテンとしてクラブを牽引しており、2季連続でデュエル王を獲得した球際の強さを武器にシュトゥットガルトを支えている。鎌田はフランクフルトの攻撃陣を統率して厚みのある攻撃を持たせ、今ではビッククラブ移籍の噂が絶えない選手まで駆け上った。クラブは異なるものの、同じドイツという地で互いを高め合う両者にはこれからも期待したい。
(ABEMA/ブンデスリーガ)