【プレミアリーグ】フルアム0-3アーセナル(日本時間3月12日/クレイヴン・コテージ)
イングリッシュ・プレミアリーグ第27節、アーセナルvsフルアムのロンドン・ダービーが行われ、3-0で勝利した。ベンチスタートとなった日本代表DF冨安健洋は、80分からピッチに立っている。
リーグ戦4連勝で首位を走るアーセナル(勝ち点63)が、3試合ぶりの白星を狙う7位のフルアム(勝ち点39)とのダービーマッチを迎えた。
立ち上がりから攻勢を強めるアーセナルは16分、ジャカとのパス交換で左サイドを突破したマルティネッリがボックスに侵入する。そのまま右足で巻いたシュートを放つと、これはGKのセーブに遭うも弾かれたボールが、A.ロビンソンに当たってネットを揺らした。アーセナルが先制かと思われたがVARが介入。マルティネッリのポジションがオフサイドだったことが確認され、ゴールは取り消しとなった。
しかし21分、左CKのチャンスでトロサールが入れたインスイングのボールにガブリエウが頭で合わせると、このシュートが決まってアーセナルが先制点を挙げた。26分には擬似カウンターから左サイドのトロサールが挙げたクロスボールをマルティネッリが頭で押し込んであっという間に追加点を奪った。
さらに前半アディショナルタイムには、ボックス内でボールを受けたウーデゴールが2タッチから左足を一閃。キャプテンの今シーズン10得点目でアーセナルが、3点リードして試合を折り返した。
後半に入るとホームチームがようやく目を覚まし、攻勢に出る。69分にはセットプレーからアダラバイヨがゴール急襲のヘディングシュートを放ったが、クロスバーを叩いてゴールとはならなかった。
一方のアーセナルは、77分に負傷明けのガブリエウ・ジェズスをピッチに送り出す。さらに80分には冨安もホワイトとの交代でピッチに立った。85分には冨安のスイッチを入れるパスから、最後はガブリエウ・ジェズスがシュートを狙うも、GKの正面に飛ばしてしまう。復帰後初ゴールとはならなかったが、その後はアーセナルが危なげない試合運びでクローズ。ロンドンダービーを制して、リーグ戦5連勝を飾った。
なお、この勝利でアーセナルは今季のアウェイで行われたロンドンダービー5試合に全勝。さらに全て完封勝利を達成し、イングランド史上初の快挙を達成した。
(ABEMA/プレミアリーグ)