セルジオ・コンセイソン

 ポルトを率いるセルジオ・コンセイソン監督が、14日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・決勝トーナメント1回戦セカンドレグのインテル戦を振り返った。同日、『UEFA.com』がコメントを伝えている。

 ファーストレグを0-1で落としたなかで迎えたホームでの一戦は、ボールを握り、アグレッシブな姿勢を見せて多くのチャンスを作り出したものの、インテルの堅守を崩し切ることはできず、スコアレスドローで試合を終えた。その結果、ポルトは2試合合計0-1で敗戦を喫することとなり、ベスト8進出を逃した。

 チャンスを作り続けた一方で、決めきることができず悔しい敗戦となったポルト。試合後、コンセイソン監督は「私たちはファーストレグとセカンドレグの両方の試合で非常に優れていたが、今日はゴールを決めるという最も重要なことをできなかった。しかし、選手たちは祝福されるべきであり、彼らは素晴らしい試合をした」と選手たちを称えた。

 また対戦相手のインテルについては「彼らは常に歴史の重み、成熟度、その他の要素について話している。歴史あるクラブであるインテルには、これらの瞬間に慣れている選手たちがいる。ある特定の瞬間と細部で、そのスキルが前面に出て、ゴールを決めることができる選手たちがいることを私たちは分かっていた」と賛辞を送った。
 
 その一方で、コンセイソン監督は「これら二つの試合でインテルが私たちより優れていたのは、ファーストレグでオタヴィオが退場した10分間だけだった。私たちは勝利に値した」と語り、敗戦に悔しさを滲ませた。