【プレミアリーグ】ブライトン1-0クリスタルパレス(日本時間3月16日/アメックス・スタジアム)
三笘薫の2試合連続となるアシストは、まるで「デ・ブライネ級」だった。ミッドウィークの試合でも日本代表戦士の切れ味は鋭く、左サイドから中に切り込んでから送り届けたスルーパスでソリー・マーチの先制弾をお膳立てすると、ファンも「完璧」と大興奮だった。
【映像】三笘薫が「デ・ブライネ級」のスルーパスで2試合連続アシスト
スコアレスで迎えた15分、ハーフウェー付近の左サイドでパスを受けた三笘がドリブルを開始。いつもの縦方向ではなく、中央へ向かって斜めにスピードアップして敵陣を切り裂くと、次の瞬間、ゴール前へとラストパスを送る。これに反応したソリー・マーチが絶妙なタイミングでワンタッチでトラップして左足を振り抜いて、ゴール右隅へと流し込んだ。
先制弾の直前にチームの最初のシュートを放ったのは三笘だったが、やや押し込まれていたなかで奪ったゴールに、ABEMAで解説を務めた安田理大氏は「攻め込まれていたので、このゴールで息を吹き返しそう。三笘選手とマーチ選手がボールを持ったら必ずチャンスになりますよね」とコメント。実際にこれ以降はブライトンが試合を支配していった。
視聴者も「パスの精度えっぐいわ」「完璧やん」「三笘うますぎ」「ミトマーチ最強」「絶妙アシスト」「いいパスいいゴール」「三笘レベチだわ」と大絶賛。さらには、「ガチのデ・ブライネ」と、マンチェスター・シティに所属するベルギー代表MFを彷彿とさせる完璧なスルーパスに驚きを隠せない様子のコメントなども見られた。
この試合は78分までプレーした三笘は、前節リーズ戦に続く2試合連続アシスト。今季はここまで、日本人選手のプレミアリーグ最多得点記録に並ぶ6得点を挙げるなど、その勢いは止まることを知らない。24日、28日に行われる日本代表戦のメンバーにも選ばれるなど、クラブチームでも“森保ジャパン”でもますます目が離せない存在となっている。
(ABEMA/プレミアリーグ)