【プレミアリーグ】ブライトン1-0クリスタルパレス(日本時間3月16日/アメックス・スタジアム)
日本代表・三笘薫が目のさめるチーム1本目のシュートを放った。中央を切り崩したブライトンの攻撃の仕上げは、ボックス左に走り込んだ三笘。シュートはGKにキャッチされたものの、やや鈍い試合のリズムを変えるような攻撃だった。
【動画】三笘薫、鮮やか左サイド連係から仕上げのフィニッシュ!
無得点試合序盤の13分、ブライトンは見事なパスワークで相手陣地まで攻め込むと、左サイドを駆け上がってきたエクアドル代表DFエストゥピニャンへとボールを渡した。それを受けたエストゥピニャンはさらにボックス内まで進入すると、最後はフリーで待ち受けていた左の三笘へパス。三笘がダイレクトで放ったシュートはGKにキャッチされたが、立ち上がりから攻め切れず停滞感が漂い始めていただけに、ブライトンにとって1本目となる三笘のシュートは、チームの攻撃の流れを変える一発になったようだ。
ABEMAの実況・下田恒幸氏は「これで少しブライトンにリズムが生まれるでしょうか」と三笘の強烈な一撃に対してコメント。視聴者も「ファーストシュートいいよ」「ないしゅ」「三笘がうった!?」と三笘が放った目の覚めるフィニッシュを称賛。また「ぴにゃんがみとーまにだした!?」「ニャンから三笘!?」「ようやくあそこのポジから三笘に出したな」「ブライトンは右で作ってから三笘への展開だよ」と、何かと注目を集める左サイドの連携に言及するコメントも多く寄せられた。
日本時間、16日4時30分キックオフという早朝のゲームだったが、試合を見守る日本のファンにとっては、眠気も吹き飛ぶ一撃だったようだ。実際、この攻撃以降はチーム全体が切れ味を取り戻した。15分に見事なパスワークからチャンスメイクし、最後は三笘のドリブル突破からのアシストにより、ソリー・マーチが先制点をマーク。結果的に決勝点となったこのゴールは、まさしく三笘の“目の覚めるような一撃”が呼び込んだと言えるだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)