ランダル・コロ・ムアニ

 マンチェスター・Uがフランクフルト所属のフランス代表FWランダル・コロ・ムアニに関心を寄せているようだ。15日、イギリス紙『デイリーメール』やドイツ紙『ビルト』が伝えている。

 現在24歳のコロ・ムアニはセンターフォワード(CF)を主戦場とするプレーヤー。母国のナントの下部組織出身で、2017年夏にトップチームデビューを果たした。その後、昨年夏にはフランクフルトにフリートランスファーで加入。すぐさま主力に定着し、今シーズンはここまで公式戦34試合に出場し16ゴール14アシストをマークしている。また、昨年9月にはフランス代表デビューも果たし、FIFAワールドカップカタール2022にも出場した。

 昨今の活躍により、リヴァプールやパリ・サンジェルマン(PSG)などからの関心も噂されているコロ・ムアニだが、マンチェスター・Uも同選手に強い関心を示しているようだ。来シーズン以降の戦いを見据え、CFの補強を熱望しているマンチェスター・Uは、トッテナム所属のイングランド代表FWハリー・ケインやナポリ所属のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンらと共にコロ・ムアニをリストアップ。来たる夏の移籍市場に向けて、オファーの提示を検討しているという。

 報道によると、マンチェスター・Uはコロ・ムアニの獲得に本腰を入れており、争奪戦のライバルとなり得るPSGに先んじて具体的なオファーの提示に踏み切る可能性があるという。また、その際の金額はクラブ史上最高額を更新する1億500万ポンド(約168億円)程度になるとも伝えられている。なお、フランクフルトは9000万ポンド(約144億円)程度のオファーがあった場合には、売却に応じる可能性もあるようだ。

 果たしてマンチェスター・Uは実際にコロ・ムアニ獲得に乗り出すのだろうか。今後の動向に注目が集まる。