ドイツ代表

 ドイツサッカー連盟(DFB)は17日、3月のインターナショナルマッチウィークに臨む同国代表のメンバー24名を発表した。

 FIFAワールドカップカタール2022ではグループEを日本代表、スペイン代表に次ぐ3位で終え、まさかの2大会連続グループステージ敗退となったドイツ代表。屈辱のカタールW杯を終えたドイツ代表は、EURO2024のホスト国となっている関係で同予選は免除に。3月のインターナショナルマッチウィークでは国際親善試合2試合が予定されている。

 ドイツ代表を率いるハンジ・フリック監督は、今回のインターナショナルマッチウィークで24名の選手を招集。カタールW杯を戦ったMFジョシュア・キミッヒ(バイエルン)、MFジャマル・ムシアラ(バイエルン)、MFカイ・ハフェルツ(チェルシー/イングランド)らが順当に選ばれた。GKマヌエル・ノイアー(バイエルン)の負傷に伴い、カタールW杯では本大会のメンバーから外れたGKベルント・レノ(フルアム/イングランド)が選出。MFエムレ・ジャン(ドルトムント)はEURO2020以来のメンバー入りを果たした。

 また、フリック監督は事前の宣言通り、FWトーマス・ミュラー(バイエルン)を招集外に。「若い選手に代表のチャンスを与えたい」と話しつつも、「彼がEURO2024の構想から外れているというわけではない」と主張していた。同様に、DFアントニオ・リュディガー(レアル・マドリード/スペイン)、MFイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・C/イングランド)、FWレロイ・サネ(バイエルン)らもメンバーから外れている。負傷中のMFユリアン・ブラント(ドルトムント)、FWカリム・アデイェミ(ドルトムント)らも今回は選ばれなかった。一方、DFマリウス・ヴォルフ(ドルトムント)やMFフェリックス・ヌメチャ(ヴォルフスブルク)ら5名の選手が初招集されている。

 ドイツ代表は3月25日にペルー代表と、28日にベルギー代表との国際親善試合に臨む。

 今回発表されたドイツ代表のメンバー24名は下記の通り。

▼GK
ベルント・レノ(フルアム/イングランド)
マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ/スペイン)
ケヴィン・トラップ(フランクフルト

▼DF
アルメル・ベラ・コチャプ(サウサンプトン/イングランド)
マティアス・ギンター(フライブルク
クリスティアン・ギュンター(フライブルク)
ティロ・ケーラー(ウェストハム/イングランド)
ダヴィド・ラウム(ライプツィヒ
ニコ・シュロッターベック(ドルトムント)
ヨシュア・ヴァグノマン(シュトゥットガルト)※初招集
マリウス・ヴォルフ(ドルトムント)※初招集

▼MF/FW
メルギム・ベリシャ(アウクスブルク)※初招集
エムレ・ジャン(ドルトムント)
ニクラス・フュルクルク(ブレーメン
セルジュ・ニャブリ(バイエルン)
レオン・ゴレツカ(バイエルン)
マリオ・ゲッツェ(フランクフルト)
カイ・ハフェルツ(チェルシー/イングランド)
ジョシュア・キミッヒ(バイエルン)
ジャマル・ムシアラ(バイエルン)
フェリックス・ヌメチャ(ヴォルフスブルク)※初招集
ケヴィン・シャーデ(ブレントフォード/イングランド)※初招集
ティモ・ヴェルナー(ライプツィヒ)
フロリアン・ヴィルツ(レヴァークーゼン

【画像】ドイツ代表のメンバー24名