日本サッカー協会(JFA)は18日、アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋の離脱を発表した。なお、ユニオン・サンジロワーズに所属する町田浩樹が追加招集されている。
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冨安は16日に行われたヨーロッパリーグ(EL)のスポルティング戦に右サイドバックとして先発出場した。ところが開始5分に左足を滑らせ、右ひざをひねる形で転倒した。そのまま右足を気にしながらピッチに座り込むと、医療スタッフの治療を受けたのちにベンチへと下がった。
試合後、アーセナルのミケル・アルテタ監督は「負傷した直後のリアクションや彼の説明からするとかなり深刻だ」とコメント。さらに松葉杖をついて帰宅する様子が伝えられるなど、長期離脱の可能性も伝えられている。
今月15日には、新生・森保ジャパンのメンバーに招集されていた。特にディフェンス陣では、これまでチームを引っ張ってきた大黒柱の吉田麻也(シャルケ)が選外となっており、冨安にかかる期待は大きなものとなっていた。
なお、アーセナル加入後の冨安は度重なる怪我に悩まされている。加入した2021年12月には右のふくらはぎを痛めて離脱し、復帰後も再発続きで苦しんだ。今シーズンも、昨年の11月3日に右太ももを負傷。これにより、FIFA ワールドカップ カタール 2022でのスタメン出場は、ラウンド16のクロアチア戦のみとなっていた。