アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、負傷した日本代表DF冨安健洋の状態に言及した。19日、クラブ公式サイトが伝えている。
冨安は16日に行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・セカンドレグのスポルティング戦で公式戦3試合ぶりのスタメン出場を果たしたものの、6分に相手選手に寄せようとしたところで足を滑らせてしまい右ひざ付近を負傷。この影響で9分に途中交代となっていた。なお、試合はPK戦の末に敗れ、ELベスト16で敗退となった。
同試合後、アルテタ監督は「冨安の反応や彼が私に言ったことなどを踏まえると、かなり深刻かもしれない」と長期離脱の可能性を示唆するなど、状態には注目が集まっている。
19日に行われたプレミアリーグ第28節のクリスタル・パレス戦(○4-1)後、冨安の状態について改めて聞かれたアルテタ監督は「わからない。医師が診断しているところだ。我々は1つの評価を受けたが、明日別の評価を受ける必要があると判断した。いい状態ではないのは明らかだ」と語り、次のように続けた。
「トミを見ていれば、大げさに振る舞うような人ではないとわかる。彼はすぐにとても心配していたから、我々も心配している」